「品格を感じさせる」コーディネートの支持が厚い今シーズン。過去のGISELeをふり返り、気品につながる着こなしアイディアを精査。担当スタイリストへの取材から見えてきた、この冬最後に必要なアイテムとは?
※コーディネートはGISELe2018年1月号以降に紹介したものです。
「カジュアルなイメージ」にとらわれないでうまくいく
デニムやスエットなど、カジュアルを代表するアイテムも従来のイメージに逆らって品よく転ばせるのが気分。印象操作につながる、簡単なテクニックを教えてもらいました。
BLUE DENIM
少量のフリルでクラシックに
+ KNIT&FRILL BLOUSE
「ニットのくすみブルーとデニムの色をつないだスタイリング。フリルブラウスをINしたことで、より上品に。白の面積を多めに抜け感を出したいので、長めの丈を選ぶのがコツ」(渡邉さん)
つややかな素材で緊張感をプラス
+ SATIN BLOUSE
「サテンのブラウスを合わせることで、デニムのカジュアル度をマイナスできる。さらに、デニムと合わせることでブラウスのコンサバ感は半減でき、相乗効果でバランスがいい」(石関さん)
STRIPED TOP
黒シャツの上だと辛口
+ BLACK SHIRT
「存在感のあるボーダーは、肩に結んだりバッグにかけたりして、ひかえめにとり入れるのが好みです。黒シャツの上から巻いたら、ハンサムな雰囲気になるので新鮮」(渡邉さん)
黒とブラウンに色をしぼる
+ BROWN
「カジュアル度が高く、ときに幼く見えてしまうボーダートップス。モノトーンとブラウンに色をしぼって、大人っぽく見えるように意識するといいと思います」(樋口さん)