2020年春夏のランウェイから、フライングして知っておきたいバッグとシューズのネタを収集。目立った傾向から、リアルタイムでも使えるトピックスを厳選。
01
白スニーカーがカムバック
モード感の強いハイテク人気から一変し、ローテクのスニーカーが多く見られた今季。なかでもクリーンな印象を与える白が優勢。〈3.1 Phillip Lim〉複雑にテーラリングされたジャケットのドレスダウンに、ハイカットスニーカーを採用。側面を折り返し、靴ひもを素肌に巻きつけるアレンジも新鮮。〈rag & bone〉白スニーカーを用いたことで、ルーズなボトムも軽やかに。すその前だけスニーカーの中に入れ込むテクが高感度。〈CELINE〉60〜70年代から着想を得たフレアデニムに白スニーカーを。白が上下デニムの抜けづくりに一役。
02
バケツ型がリリースラッシュ
コロンとしたフォルムが女性らしい、バケツ型のバッグも多数。品のいい形を利用し、鮮やかなカラーを提案したブランドも。〈MIU MIU〉ブルーとグリーンの間のような色合いが存在感抜群。〈Stella McCartney〉バッグもブルー系でそろえ、ワントーンの装いに立体感を。ネット状のデザインがユニーク。〈MARNI〉スムーズなレザーと持ち手のメタリックのコントラストが美しい。〈CELINE〉気品あふれるブラウンに、アイコニックなメタルパーツでエッジを投入。〈ANTEPRIMA〉ヴィヴィッドなオレンジが目を引くアンテプリマのバッグ。ハンドルの結び目が、さりげなくもスタイリッシュ。〈NINA RICCI〉砂遊び用のバケツを想起させる、POPなデザインも登場。
03
「モードな肌感」で鮮度が上がる
肌の見える面積が広い、センシュアルなシューズもねらい目。〈Tibi〉レースアップシューズがHITしそうな来年の春夏。ティビはラグジュアリーな装飾つきのサンダルを披露。足幅ギリギリのサイズがモード。〈NINA RICCI〉甲部分が大胆にカットされたブーツ。ソックスを合わせれば、シーズン問わずに使える予感。〈GIVENCHY〉円すい形のヒールがアイキャッチ。肌感があることで白黒配色に抜けがかなう。〈3.1 Phillip Lim〉格子状のストラップが、重厚なパンツスタイルを軽快に。〈JIL SANDER〉肌感たっぷりのトングサンダルは、フェミニン&フォーマルな装いと好相性。