映画/ドラマに見る
「ピンポイントなかけ算」
Tシャツの装い方も参考になる、新旧の映画やドラマ10作品をご紹介。「Tシャツと〇〇」のように「組み合わせの決め打ちのパターン」を多く知ることで、アレンジの仕方を想像しやすく飽きずに楽しめる。
①
IF ONLY
『イフ・オンリー』(1998)
「コンパクトな白Tとサスペンダー」
過去に戻って元恋人とのやり直しをはかるラブストーリー。ピタピタの白Tにあえて紳士なサスペンダーを飾る甘辛MIXのさじ加減が絶妙。サスペンダーに引っぱられてラフに転んでしまわないよう、きゃしゃなメタリックアクセをちりばめて品を足すのも忘れずに。
②
Viaggio con Anita
『アニタと子猫と』(1979)
「濃色ジャケットとネイビーロゴ」
劇中で流れる軽快なサウンドにもファンの多いラブコメディ。ゴールディ・ホーンが着るトラッドな装いは、40年の時を経た今見ても魅力的。ジャケット&デニムと、Tシャツのロゴの色みをそろえることでまとまりよく、デニムの無骨さに負けないシックな仕上がりに。
③
Beverly Hills,90210
『ビバリーヒルズ青春白書』(1993)
「クルーネックTとブラウンサロペット」
全米で社会現象を巻き起こした青春ドラマ『ビバリーヒルズ青春白書』のワンシーン。白T×サロペットとボーイッシュなイメージの強い合わせも、首元をほっそり見せるクルーネックTシャツと、甘さや上品さが薫る茶系のサロペットを選ぶ工夫によってレディに着地。