「重いほうが履き回せる」これからの靴は「軽くない」方がいい理由

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春まで・春からも活躍するシューズリスト

今の時期はもちろんのこと、着る服の素材が薄く、軽くなるにつれて、足元にはむしろ確かな「重さ」が必要になってくる。ルーズなワイドパンツのすそから覗いても埋もれない存在感。肌の露出が増えるミニボトムや、軽やかなワンピースやスカートを支える安定感。今と春をつなぎ、スタイリングの完成度を高めるのは「重さのある靴」。



1.
硬派な黒にさらなる風格「ぽってりとした黒」

メンズライクな黒には、どっしりとしたボリュームフォルムでさらなる存在感をプラス。コンサバな装いにマニッシュな要素を加えたり、ミニボトムの重心バランスを整えるのにも重宝。



ウイングチップの装飾で英国紳士風に

サイドゴアブーツ(3.3) 143,000円/トリッカーズ(トリッカーズ 青山) 伝統的なウイングチップの装飾で、足元にクラシカルな品格を。雨の日でも頼れる「コマンドソール」の重厚感が、スタイリングの重心をしっかりと支えてくれる。着脱のわずらわしさがないサイドゴア仕様というのも、長く愛せる名品の条件。




いくつものパールで形作られた小花でささやかな甘さを

パールつきベロアサボ(1) 35,200円/TSURU By MARIKO OIKAWA しっとりとしたベロアの黒に映える、いくつものパールで形作られた小花。「ラクしてキレイ」を体現する締めつけのないサボタイプなら、気負わずとも上品な甘さが手に入る。ソックス合わせで表情を変えられるのも魅力。




モダンな面持ちの丸みを帯びたトゥ

ショートブーツ(6) 18,150円/SLOBE IENA(SLOBE IENA 自由が丘店) コンサバに転びがちなフレアスカートも、このモダンな丸みを帯びたトゥがあればハンサムな仕上がりに。飾り気のないミニマルなデザインだからこそ際立つ「ぽってりとした」フォルムが、装いのバランサーとして機能する。




抜け感につながるつま先のカーヴィなカッティング

ラウンドパンプス(4.5) 19,800円/MANOF ただのラウンドトゥとは一線を画す、つま先のカーヴィなカッティング。ひとクセあるデザインが、黒のパンプスにありがちな堅苦しさを払拭し、程よい抜け感をもたらす。内側に施されたクッションで、履き心地もノンストレス。




幅太なストラップで足首をほっそりと

パテントバックストラップシューズ(7) 39,600円/ペリーコ サニー(アマン) 甲を深く覆うアッパーと、かかとをホールドする幅広なストラップ。肌の露出をあえて抑えたボリューミィな設計が、対比効果で足首を驚くほど華奢に見せてくれる。パテント特有の艶めきで、重ための黒にキレをプラス。




構築的なななめカットのオブリークトゥ

ヒールパンプス(5.2) 17,600円/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) 指先の締めつけを解放する、構築的なオブリークトゥのデザイン。フロントにあしらわれた極小のゴールドパーツが、重厚感のある黒にささやかな知性を宿すアクセントに。ヒールでもコンサバすぎない、モードな選択。




アーバンなキレを生むスクエア型のシルバーバックル

ベルトつきシューズ(4.8) 68,200円/KATIM ステッチを目立たせないストイックな黒の押縁(おしぶち)仕上げにより、スタイリッシュな印象を底上げ。スクエア型のシルバーバックルが放つ鋭い輝きが、アーバンなムードを加速させる。




ころんとしたフォルムをタフなレザーで

レザーヒールスリッポン(4.5) 13,750円/ànuke(ànuke 新宿LUMINE2店) 愛嬌のある「ころん」としたフォルムこそ、タフなレザー素材で甘さを中和するのが正解。大きく開いた履き口は分厚いソックスも仕込みやすく、足元のレイヤードを楽しむのにうってつけの実力派。




2.
ゴールドモチーフつきのローファー

重厚感のあるレザーに、ゴールドのアクセントでさりげなく華やぎを添えたローファー。気楽な装いに風格を宿しながら、どこか女性らしい雰囲気を上乗せできる。ロングスカートやワンピースはもちろん、デニムやチノパンなどのメンズライクなボトムともキレイに履き回せる、使い勝手のいい1足を厳選。 ※( )内の数字はヒールの高さで、単位はcmです(編集部調べ)。



動きが生まれるモダンなタッセル

タッセルつきローファー(2) 40,700円/G.H.BASS(G.H.BASS TOKYO) つやっとしたレザーのおかげで、レトロなあしらいもほっこり感なくきりっと。十分なクッション性で快適なはき心地を約束。




マニッシュなバックルつきの幅太ベルト

ブラウンメタルモチーフつきローファー(2.5) 24,200円/ル タロン(ル タロン 有楽町マルイ店) はくたびに味わいが深まるコクのあるブラウン。やや太めにせり出したソールの黒が大ぶりなモチーフの引き締めにひと役。




老舗ブランドとの別注コラボ

ブラックローファー(2.3) 16,500円/ハルタ×フリークス ストア(フリークス ストア渋谷) 上品な光沢を放つガラスレザーを使用。甲からつま先にかけてしなやかな曲線を描く、すっきりとした形。とはいえぺたんとなりすぎない緊張感のあるトゥのおかげで、カジュアルなデニムと合わせてもちぐはぐしない。フォーマルとカジュアルのバランスのとれた使いやすい1足。




リッチな起毛感で品格を底上げ

ブラウンファースリッポン(2.3) 18,150円/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) きちんと感と季節感を同時に獲得できる1足。部分的なふわふわが、足元をさっぱりとさせないアクセントに。着脱しやすいつっかけタイプ。




装いになじませやすいクリーミィな白

ホワイトコインローファー(4) 24,970円/STACCATO(バロックジャパンリミテッド) 安定感のあるブロックヒールで長時間はいてもストレスフリー。やさしげなオフ白に似合うひかえめなメタルコインがつつましやかな品を約束。




アンティークな風合いのゴールドコイン

ヒールつきブラウンコインローファー(5) 18,150円/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) ほっそりとした先細スクエアで、ワイドパンツに合わせてもキレを足せる。ブーツ合わせがよさそうだけど、抜けも欲しいときの足元に重宝。




3.
愛嬌のある足元 「質感のあるヌードカラー」

重たいコートの足元に欲しいのは、黒にはない「軽さ」と、白よりもマイルドな「温もり」。 選ぶべきは春先まで長く寄り添ってくれる「暖かみのあるベージュ」。肌に近いヌードカラーなら、ボアやファー、ベロアといった主張する素材も品よく整い落ち着きのある印象に。冬はソックスやタイツとなじませて、春は素肌とのギャップを楽しんで。



ビターなブラウンを「スエード」でやさしげに

ブラウンスエードミュール(6.3) 29,700円/モリーニ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) 春先からも活躍する1足。こっくりとした深みのある色こそ、ドライな質感で軽さを。先細のフォルムだから、ヒールが低くても「シャープなキレ」は維持。




「ふんわりとしたファー」がきわ立つミニマルな黒ソール

ベージュファースリッポン(1.8) 31,900円/ペリーコ サニー(アマン) リブソックスやタイツと合わせたり、春はカットオフデニムから素足でつっかけて。甲を覆うファーのボリュームに対し、かかとが空いたデザインが抜け感として作用。




「ハンサムなハラコ」を白っぽいベージュで調和

ベージュハラコミュール(7) 39,600円/ペリーコサニー(アマン) 白浮きしない、白っぽいベージュのハラコ素材は、春からもトレンチコートや白デニムと相愛。円形ヒールのモードな個性がシンプルスタイルの脱無難にもひと役。




リュクスなツヤめきを放つ「ベロア素材

モーヴベロアバレエシューズ(0.7) 26,400円/TSURU By MARIKO OIKAWA ピンクがかったような絶妙な色味。毛感のあるベロアのおかげで、甘くなりすぎず大人な表情。同色の細身リボンがさりげないアクセントとして機能。今の時期のニットパンツにも、春先のエアリーなスカートにも「浮かない甘さ」を演出。




どこまでもノンストレスな「ニットブーツ」

ブーツ(4.5) 18,700円/emmi(エミ ニュウマン新宿店) きゅうくつ感なく足首が引き締まるのはニットならでは。ソックス感覚で穿けるデザインは、ラクさに加えて足首にぴったりと沿い、つま先から脚にかけてがほっそりと見えるのもうれしいポイント。厚底ソールでスタイルアップもかなう1足。




ベロアの光沢」で気品をカバー

ブーツ(10) 17,380円/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) リッチなツヤめきが、チャンキーブーツをレディに引き上げ。ボリューミィな形ながら、つま先から伸びるセンターシームのおかげでシャープな印象も加味。10cmのヒールながら安定感のある形で歩きやすい。