「GISELe」2018年4月号の内容をチラ見せ中!

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今月のテーマは…「都合のいい服」
 

やっぱりラクなのが一番、だけど女っぽさも必要。考えなくても簡単、シンプルなだけじゃつまらない。大事なのはやっぱり、着るたびに好きになるような服…。そんな欲張りも、けっして欲張りではないと思います。

あらゆるわがままに、都合よくこたえてくれる服だけが選ばれ、本当の流行と呼べるモノになっているのが今。それに気づいてるようで気づけない、ならばまずそんな「都合のよさ」を持った新しさにねらいを定めてみてはどうでしょう?

あとあとよかったとも思える、ワクワクする気持ちが続いていく。服を都合よく使い、都合よく働いてもらうために。

1冊にわたり、見た目だけではない「使い方」で実証していきます。

目次

すべてがある「黒」から

暖かくなったら何から着よう? 新しい季節は選択肢の多さに、つい遠回りの服選びになりがち。「着たい」1つに最短・確実にたどり着きたいなら、いつでも頼りになる「黒」と一緒に考えてみては?目新しさに落ち着きを与える。春らしい甘さにブレーキをかける。さらには安定感を武器に「似合う新しさ」を引き寄せる力も秘めている黒。「春になったらキレイ色」。疑いもなく、そんな言葉がありふれているなら、「春だからまずは黒を着る」という考え方があってもいいと思う。

「配色の幅」を増やす

手っ取り早く気分を変えたいときに効く、「色」の変化。色を欲張れる季節は、「さし色1つ」にとどめるだけではもったいない。そんな選択肢が広がる今こそ、配色の可能性に着目を。配色の幅を広げることは、色数を増やすことだけではありません。今までにないカラーリング、色のイメージのとらえ方、あいまいな色でつくる配色など、色にまつわる多彩なアイディアでコーディネート。

とり急ぎ形は「細く& 長く」

ラクなうえに着るだけで「オシャレな体」へと近づける、願ったりかなったりなシルエット。そんなありがたいフォルムはそのままに、アイテムを変えてマイナーチェンジをしてみませんか?軽やかな素材、やさしい色など、今まで以上にノンストレスを追求した、ロング&リーンをアップデート。

新しさ=「スカート」で

スカートをはいたときや歩くたびに感じる、高揚感やワクワク感。瞬時に気分を変えてくれるその存在感は、それだけで着こなしに新しさを与えてくれるアイテム。ふだんからスカートをはく人もはかない人も、季節が移り変わる今の時期にチェックすべきはどんなもの?そんな指標となるべく、GISELeの看板スタイリスト・樋口かほりさんに、先へと続くスカート選びの極意を教えていただきました。

見た目が変わる= ニットをかえる

「変わる」時期の楽しみの1つといえばニット。1枚で過ごせるこれから、まとうだけで気分も変わる6つのキーワードとともに、新たな相棒探しをナビゲート!

着たい色を整える=「キレイめモードなグレー」

グレーの万能さは周知のとおり。よく使う色だけにシンプルなだけでなく、ちょっとモードなアイテムがあると着こなしの幅も広がります。形やちょっとした部分にデザインが効いたグレーと旬色の組み合わせ。カッコよさも、女っぽさも、大人っぽさも、あらゆることに好都合!

「スポーツ + LADY」

今もっとも注目が集まっているのは、ナイロンやポロといった本格的なスポーツウエア。洗練されたLADYな着こなしに、あえてメンズ色の強いスポーティなものを組み合わせることうまれるギャップは、気張らないオシャレをかなえる真骨頂。「女っぽく着るスポーティ」を合言葉に、新たなテイストMIXの攻略法を指南。

「1つの特徴」

ボリューミィなそでやスリット入りなど、個性の強いトップスが花盛り! そんなハードルが高いと思われがちな服も、特徴的な部分が「1つだけ」のモノにしぼることで埋もれず、目立たずの理想的なシンプルスタイルが実現。着こなしにさりげなく変化を加える、14のアイテムをピックアップ。

「 変わること」 REPORT!

コレクションから見いだす最旬のトピックス、人気スタイリストや業界人が注目するNEXTトレンド。ワードローブ計画のヒントになりそうな、これからのオシャレの動向を探りました。

探すなら「今までの赤」じゃない

鮮烈なパワーでスタイリングをドラマチックに彩り、強いインパクトを与える即効性のある赤はこれからも必要な色。そんな頼れる赤に新しさを求めるなら、今までのイメージをくつがえすことが大切。いつもと同じに満足しない、先へとつながる新しい赤の可能性とは?

大人の「かわいい悪ふざけ」

「 きちんと」だけではつまらない。いい意味の小ダサさやプレイフルなロゴやモチーフなどがもてはやされる今季、そんな「ふざけたもの」が、新たなオシャレの息抜きに浮上!? ただしどこかに「大人」のマインドは忘れずに。適度なハズしとリアリティのバランスを探って、今までとはひと味違う「服を着る」楽しみを見いだして。

「形で差がつく」スエット

一見シンプル、でも丈感やシルエット、首のつまりぐあいで異なる表情を見せる無地のスエット。「リラックス感と女っぽさ」を1枚で両立させる、選び抜かれた秀作をお届けします。

「やさしいベージュでいいこと」

色の力がスタイリングにはたす役割が重視されている今、上品、やさしい、大人っぽい…など女性らしい響きを持つベージュが注目を集めています。合わせる色の強さを引き、あるときは淡いトーンの締め役に、またあるときはデニムや黒のとがったモードをやわらかく。そんなベージュがオシャレにもたらす都合のよさをさまざまなアプローチで検証します。

「服の性格」を組み合わせる

やさしい・明るい・冷静・ひかえめなど。人と同様、服にもパーソナリティがある。そんなイメージに沿った服には、「こうなりたい」をあと押ししてくれる力がある。せっかくなら、集めるのは「性格のいい服」だけ。プラスのファクターをかけ合わせることで、スタイリングと着る人に作用する「いいこと」を検証。

GISELe4月号は2月28日発売!

今回ご紹介した他にも、スタイリングに新鮮味をプラスする「着方レパートリーまとめ」特集など、今すぐ役立つ情報が満載!全国の書店やコンビニでGISELe最新号をゲットしてくださいね!