Instagramフォロワー10万人超の人気スタイリストが選んだ「名作デニム9選」

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「気がつくと毎日デニム」という、自他ともに認めるデニム好きの人気スタイリスト・金子綾さん。日々数多くのデニムを見てふれて、はいてきたからこそオススメしたい厳選アイテムを、こだわりとともに解説。

Who is “Aya Kaneko”?


雑誌を中心に幅広く活躍中の敏腕スタイリスト。私服を日々紹介しているInstagramのフォロワーは10万人以上。”いいもの”を見抜く抜群のセンスは業界からもラブコールが絶えず、コラボアイテムも多数製作。2016年にはデニムだけを集めたスタイルブックを出版するほど、無類のデニムフリーク。

 Kaneko’s DENIM THEORY 

「ぺたんこに合うか」でうまくいく
ヒールをはいてカッコよくなるのは当たり前。フラットシューズでもスタイルよく見えるかで選べば、活躍の場が圧倒的に広がります。

女らしさを意識的にとり入れる
デニム自体がカジュアルなので、あえてくずす必要はナシ。どこかに女らしい要素を意識することで、ラフさを自然とコントロール。

挑戦できることを存分に生かす
手持ちにはなかったシルエット、色、デザイン。慣れないものに挑戦できる楽しさも、なんでも受け止めてくれるデニムだからこそ。

1.MADISONBLUE|「ヒールでなくてもさまになる」


クセのないデザインと、細身でも肉感を拾いすぎない美脚シルエット。媒体や企画に関係なく、毎回のようにリースしている私的定番デニムです。少し短めのすっきりとした丈感なので、フラットシューズと相性がいいのもうれしい。
5ポケットデニム 36,000円+税/マディソンブルー 日本人が手がける、きめ細やかな作りも品のよさに一役。

2.RHC|「”あのブランド”という安心感」


感度の高いアイテムのセレクトで注目のロンハーマンが手がける、オリジナルデニム。「股上深めの細身ストレート」というトレンド感のあるシルエットだから、着こなし自体はごくシンプルにしても、新鮮でアカ抜けた印象へと近づけます。
ハイウエストデニム 21,000円+税/RHC(RHC ロンハーマン) きゃしゃなパンプスで、よりエレガントに着こなしたい。

3.YANUK|「白なのにきゃしゃ見え」


瞬時に気分を変えてくれる、クリーンな白デニム。なにかと難しそうなイメージですが、中で脚が泳ぐワイドなら、逆に体の細さが引き立ってきゃしゃな印象に。リラクシーな雰囲気のおかげでカジュアルなスタイリングにも振りやすい。
ホワイトデニム 24,000円+税/YANUK(カイタックインターナショナル) 透け感が気にならない肉厚タイプ。

4.SERGE de bleu|「小柄な人にこそはいてほしい」


くるぶしがのぞくくらいのクロップト丈なら、ゆるめのパンツをはいたときに気になるもたつきも解消。身長159cmの私でもしっくりきたのが、SERGE de bleuの定番スリムストレート。脚に自然と沿う女らしいシルエットも魅力。
デニム 20,800円+税/SERGE de bleu(デミルクス ビームス 新宿) ひげ部分はすべて手作業で丁寧に加工。

5.MOUSSY|「ちょうどいいヴィンテージ具合」


立体感のある色落ち、すそやポケット部分のさりげないかすれやダメージが、まるではき込んだかのような風合いを演出。かたくないのに肉感も拾わない、絶妙な生地感。こだわり満載なのにこのプライスというコスパのよさにも脱帽です。
ブラックスキニーデニム 15,800円+税/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) 春服とも相性のいい、軽やかな黒。