GISELe

2021/09/06

スタイリストが「気にする色」秋からのトレンドカラーは?

GISELe編集部

スタイリストの「気になる服」

すでに多くの新作にふれている中、心を惹かれ始めている秋冬のトピックスを聞き出すべく、撮影準備中のスタイリストを直撃。コレクションのルックをもとに、リアリティを重視するスタイリスト陣がとり入れられそうな「ポイント」を解説。


MONOTONE 
☑グレーがベースカラーに!

(ALBERTA FERRETTI)
黒にかわって最近気になるダークグレー。黒より明るいぶん服そのものの素材感やディテールがわかりやすく、単調になりがちなワントーンもメリハリのある仕上がりに。このルックみたいに黒小物を添えて辛口な着方がしたい。(出口奈津子さん)



(JIL SANDER)
メンズライクに寄りすぎず、かといってレディにも転びすぎないグレーなら、すとんとした美形ワンピもちょうどいい品のよさにおさまる。グレーとトーンの近いシルバー小物は、「なじませ役・効かせ役」の両方に使えることも発見。パンプスや小さなバッグでとり入れてみたい(樋口かほりさん)


【EXAMPLE】

【グレーベースで+1色】
黒ベースに白やベージュ、あるいはアクセントカラーの組み合わせに加え、今季はグレーのレパートリーを。ウールやニット、ボアやファーなど秋冬素材もニュアンシーなグレーなら優しくエレガントな仕上がり。


 ONE TONE 
☑レディな薄色を辛口にとり入れる

(UJOH)
スーツのようなほっこりしないテーラリングによって、やさしいピンクのワントーンをマニッシュに振っているところが目新しい。ぼやけて見えやすい薄色を新調するなら、ボタンやスリットなどの装飾が効いていることも選びのポイントに。(岩田槙子さん)



(JIL SANDER)
マイルドなベージュにキャメルのレザーグローブを重ねているのが高感度。バッグや靴のほか、グローブなどのレザー小物をプラスすることで薄色が締まって見えるうえ、きちんと飾っている感じも出る、このバランスは参考にしたい!(渡邉恵子さん)


【EXAMPLE】

【ワントーンの軸に淡色・辛口パンツ】
白系の膨張をおさえるのにも役立つ、マニッシュで縦長なシルエットとセンタープレス。ブラウスを合わせて白の中で甘辛く、外からほっこりしたニットを重ねてつつましい雰囲気に。


 COLOR 
☑引き続きくすんだキレイ色

(ALBERTA FERRETTI)
くすんだトーンの装いが地味に見えない理由は、クラッチのようにラフに携えたバッグにあり。一般的なブラウンより赤みが強いから、女性らしく華やかな仕上がりに。(高木千智さん)



(AURALEE)
クリーム色にイエローをさすグラデーションがステキ。ちら見せ程度に使うレギンスなら、鮮やか色も派手に転びません。(渡邉恵子さん)



(RACHEL COMEY)
ビッグシャツに短丈アウターをひっかけたアンバランスな着方も中が淡色だとまとまって見える。シルエットが重くなる季節、抜けが出る淡いキレイ色が重宝。(出口奈津子さん)


【EXAMPLE】

【レトロな甘さの紳士的なタックパンツ】
やわらかな質感とクリーミーな色でジャケット+パンツに女らしさを。色みはベージュの延長、形はキレイめなチノ感覚。甘い色&フリルとジャケット&ローファーでバランスよく甘辛MIX。



【STYLIST PROFILE】

KEIKO WATANABE
実際の着用感まで想像の行き届いた提案に支持が集まる。選ばれた服は実用性とスタイルアップの強みを兼ねるものばかり。


MAKIKO IWATA
女性らしさが引き立つ色と形の選定に定評が。着まわし企画を担当することも多く、シーンレスな服選びにも長けている。


KAORI HIGUCHI
シンプルな服を基調としながら、今っぽさを感じられるシルエット選びが得意。大人に適した甘さのさじ加減も絶妙。


CHISATO TAKAGI
メンズライクな風合いをとり入れた、辛口な装いが人気。アクセやインナーの効かせ方など、新鮮見えのアイディアも熟知。


NATSUKO DEGUCHI
力を抜いて着られるデザインが定番。ラフに見せず都会的に引き上げるディテールや素材の選択に、審美眼とこだわりが光る。
CREDIT: Composition&Text_GISELe

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