例年以上の明るい色がもてはやされている今季においては、黒はもしかしたら二の次かもしれない。それでも新しい色を着やすく支えるなど、結局は最も頼れる色であることに変わりはないのも確か。だからこそ多くは不要で納得のいく1つがあればいい。そんな黒と最短ルートで出会えるパーフェクトガイド。
1軍の黒パンツにある3つのこと
【美形・ラク・細身】
トップスもテイストも、行先さえ選ばない。結局うまく立ち回れる黒ボトムにこの三拍子がそろっているか否か。さらに隠れた長所を引き出すべく、各ブランドPRの解説とともに比較。
※FIT CHARTは編集部調べ。下記モデル着用の番号に対応しています。
01.RHC
-JOGGER PANTS-
「スエットとは思えないなめらかさ」
「スエットパンツなのにもたつかないから、部屋着っぽくなくキレイにはける注目のアイテム。ヒールなど、足元をレディライクに寄せれば、スポーティさもなく、クリーンなたたずまいに」(プレス・中野矩子さん) 黒ジョグパンツ 20,900円/RHC(RHC ロンハーマン) 肌あたりのいいスーピマコットンを贅沢に使用。肉感が気になるレッグラインを拾わず、ラクなまま美脚がかないます。
02.ASTRAET
-ZIPPER SLIT-
「ひざを基点にくびれたライン」
「適度なストレッチ性とさらっとしているのに落ち感が出るポリエステル100%。ジッパーつきのサイドスリットは、シューズのタイプに合わせて開け閉めをし、女らしさの微調整を」(プレス・家城麻依子さん) 黒すそジップフレアパンツ 18,700円/アストラット(アストラット 新宿店) ひざの位置からフレアに広がる仕立て。自然とひざの位置が高く見え、脚長効果も思いのまま。
03.Ron Herman
-JERSEY PANTS-
「縦を促すセンタープレスとピンタック」
「超ハイゲージのカットソーが黒に映えて、つややかな光沢感を演出。素材以外は全部キレイめなので、Tシャツやタンクトップと合わせてもラフにならず、スマートな仕上がりに」(プレス・青山沙起子さん) 黒ジャージーピンタックパンツ 28,600円/ロンハーマン 繰り返しはいてもくたびれないセンタープレスとタック入り。はき心地はイージーなのにきちんとした印象がそなわる。