「なんとなく」習慣化していたメイクを再考。色数をおさえたりプロセスを減らしたり。そぎ落とす工夫により「目立たず・埋もれず」のさりげない美しさに、最短距離で近づけるアイディアをご紹介。
【VOL.9】
理想の色みを「自分で作る」
色数やプロセスを省く「単純化」=減らす、ということだけが正解ではない。重ねる、仕込むなどのひと手間で、結果的に元の色より落ち着くことも。欲しい色を自分でつくる発想で、手持ちコスメの稼働率もアップ!
-IDEA.1–
グロスに重ねてつくる
【しっとりとした赤】
【HOW TO MAKE-UP】
ツヤを操り、ぷっくりとした唇の形をつくり出す効果のあるラメ入りグロス(↓左)がこのメイクの立役者。愛嬌のある立体的な唇と明るいブロンズカラーをベースに、赤リップ(↓右)を加えて。シャープな赤の表情もいいあんばいにゆるむ。
グレーニットタンクトップ 7,990円、肩に巻いたカーディガン 9,990円/ともにバナナ・リパブリック ピアス モデル私物
【USE ITEM】
〈右〉ルージュ ピュールクチュール ザ スリム ベルベットラディカル No302 4,950円/イヴ・サンローラン・ボーテ
〈左〉ディオール アディクト リップ マキシマイザー 029 ブロンズ(12/3数量限定発売) 4,070円/パルファン・クリスチャン・ディオール ラメ入り。
-IDEA.2–
ベージュの影をしのばせて
【奥行きのあるピンク】
【HOW TO MAKE-UP】
眉下のくぼみに沿うように、ベージュシャドウ(↓左)をワンストローク。その下からまぶたのキワまでピンク(↓右)を広げても、眉と目の間に影があるから大人っぽい仕上がりに。
ピンクトップス 18,700円/ダブルスタンダードクロージング(フィルム)
【USE ITEM】
(右)ニューデップスアイシャドウ アンフレーム 2,200円/hince マットな質感のモーヴピンクなら、甘さもくどくない。
(左)ザ ベージュライブラリー アイシャドウデュオ 04 4,400円/RMK Division 左を使用。ノーブルな表情をつくれる濃いベージュ。