プロが目をつけた春メイクの新キーワード
何を選べばいいか迷ってしまう、膨大な春の新作コスメ。いち早く新作をチェックしているプロのヘア&メイクが注目した最新コスメをピックアップ。色みや質感、使い方など、2022年春の傾向とともに語っていただきました。
CHEEK COLOR
☑チークは色より「テクスチャーを重視」
●笹本さん:今シーズンはとにかくチークの種類が豊富! かなりカラーバリエーションも増えました。どれもなじみやすいテクスチャーで、チーク慣れしていない人でも使いやすいはず。とくにSUQQUのチーク(d)はまったく粉っぽさがない!
●木部さん:アディクションからは28色も出ましたね。私は001Mのイエローチーク(f)がお気に入り。一見難しそうに思えますが、薄づきだから肌浮きせず、しゃれ感のある元気な印象になります。 ●笹本さん:僕は004N(g)が好み。多彩なパールがキラキラとハリをつくってくれ、ハイライト的な役割までしてくれるのがいい! あとTHREEのクリームとパウダーがセットになったチーク(e)が新鮮。2つの質感を重ねることで簡単に、立体的に仕上がる。
●小澤さん:量やサイズもいい。横幅5cmほどのパレットに2色入りで、お得感もある。好きなのが下の04の色。クリームタイプをほお中心に、その上からパウダーを広範囲につけ自然な血色をつくりたい。
〈上から〉メルティング パウダー ブラッシュ 06 6,050円/SUQQU ブロウンアウェイ ブラッシュデュオ 02、04 各4,180円/THREE ザ ブラッシュ マット 001M、ザ ブラッシュ ニュアンサー 004N 各3,300円/アディクション ビューティ
HOW TO
ニューコスメから導くメイクプラン
前出の新作コスメは実際にどうやって使う? 完成度を高めるためのプロの技をご紹介。
チークがなじむ「チーク前のひと手間」
ジェリータッチスポンジ ハウス型 6P 528円/ロージーローザ 「水を含ませると肌ざわりのいいプルプルの風合いに変化するスポンジ。ファンデーションを塗ったあと、チークを塗る前にこのスポンジを使い、肌をなでるようになじませて。ファンデーションと肌を一体化させると、次につけるチークのなじみがよくなります。ファンデーションを塗るときにもこれを使えばさらにキレイ」(笹本さん)
【PROFILE】HAIR&MAKE-UP ARTIST MEMBERS
・小澤麻衣さん
mod’s hair所属。GISELeではファッション特集のヘア&メイクを担当。最近は黄色や緑を使ったカラーメイクにハマリ中。
・笹本恭平さん
ilumini所属。ほどよい抜けと品をそなえたメイクが得意。今気になっているアイテムはSUQQUの人工毛の新作フェイスブラシ。
・木部明美さん
・PEACE MONKEY所属。トレンドを落とし込んだ鮮やかな色づかいに定評あり。コスメ監修のほか、ヘアアクセサリーの作製まで幅広く活躍。