空気が徐々に静かに変わり、本格的に1年の後半戦の始まりを感じるこの季節。
「秋の始まりに服を買う」ことは、他の季節とはまた違うイベントのような高揚感。だからまずは直感で惹かれる出会いを大切に。新しい服を迎えるための理由はそのあとついてくる。夏の名残を残しつつ秋へ。「季節の重なり」の中で、新たなワードローブ設計をスタート!
1.BACK TO BASIC
「定番の中で」自分的・新定番を探す
変わるために変わらない。“ライダース回帰”で得られるメリット
ごく軽量で疲れない1着との出会いを理由に、ライダースを久々に再開。その風合いに合わせて他もニットやTシャツで気楽に。タフなイメージにとらわれない発想で、ライダースの魅力を再確認。
2.COLOR SCHEME
重ねることも考えて「シンプルな服で色」
「定番色」は人それぞれ。シンプルを理由に何色も重ねる
シャツとニットとチノパンツ。どれも見慣れたものだから、色は自由に自分的定番服を再構築。シャツを白から赤に変えることから始まる、配色だけで“もたせる”プラン。ベーシックな服にこそ、遊べる余白があるのかもしれない。
3.NEUTRAL MOOD
名残惜しい「夏を生かして秋シフト」
夏の余韻と秋の予感。「行き来できる」レイヤード
タンク1枚をコーデュロイのセットアップで包み込む。素肌に触れる素材の心地よさを感じながら夏と秋を行ったり来たり。
4.VIVID COLOR
「小さいからいい」鮮やかな色で気分転換
脇役だから。足元だから。「派手な色」にまつわる口実
鮮やかな色にそでを通すには、ある程度の経験値が必要なのも事実。だから手始めに小さく試せる小物から。ひかえめな面積と引きかえに、突き抜けた発色にも手が届く。
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