服がシンプルであるほど、完成度を高める小物選びが重要。なるべく新鮮に、そしてどんな服にも合わせやすく、また小物どうしの相性もいい。「いい働きをする」理想的な小物選びの秘訣をスタイリストに取材。
「合わない」ことがほぼないブラウン系の中で探す
毎シーズン小物はブラウン系から目をつける」のが人気スタイリスト3人の共通項。黒よりもやさしく、似合う色の幅も広い。デニムなどカジュアルな服を品よく格上げしてくれる色の中で、それぞれが選んだアイテム、その理由は?
【STYLIST】
(岩田槙子さん)「身長が150cm弱ということもあり、スタイルをよく見せることが大前提。シューズはぺたんこでも足元がもたつかず、すっきり見えるデザインを」 (高木千智さん)「コーディネートが簡単になる色が第一。没個性にならない形や素材でシンプル+αのあるアイテムを中心にセレクト」 (樋口かほりさん】)「デニムに合う=だいたい何にでも合うというのが私的法則。デニムは定番ですが、個人の好みがより色濃く反映されているアイテム=合わせる服や小物も引き寄せやすい」
トートは「持ち手の長さ」にこだわって
「服より主役になりうるサイズ・色み・ツヤ。ビッグトートは持ち手の長さがポイント。コートを着た肩に掛けて、ちょうどおさまるくらいの長さを」(高木さん)
「身長が低い人」の選び方
「目線を上に上げるため、そして身長が低いということもありあまり大きなバッグはバランスが悪く、かつ小さくても実用性がない。なのでバッグは大きすぎず小さすぎないサイズ感の、肩掛けできるショルダーがベスト」(岩田さん)
秋冬だけで終わらない」ファー
「秋冬はもちろんですが、春から薄手のトップスに立体感を足す役目としても。なので小さめサイズ・毛足短めくらいがちょうどいい。ベージュも着こなしに柔らかさを足してくれます」(樋口さん)
(プライスも含めた一覧・人気スタイリストの3人がよく使う小物)
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