吉田怜香さんの着まわしプラン「軸になるものと」「買い足したもの」

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吉田怜香さん

©GISELe2017年2月号

©GISELe2017年2月号

LIFE’sデレクター

165cm@4848r

Q.ファッションのスタンダードは?

その日の気分で着たい服を直感的に着る。その瞬間の気分とフィットしていることを何よりも大切にしていて、このスタンスはずっと変わりません。基本中の基本はリラックスできるスタイル。

Q.ファッションアイコンは?

ジェーン・バーキン、メアリー・ケイト・オルセン。あとはインスタグラムでフォローしていインフルエンサーや友達みんなから、日々インスピレーションをもらっています。

 軸になるもの:「肌にしっくりなじんだものばかり」

「すべて着用歴の長い愛着の強いアイテム。毎冬、気づいたら手にとっていて、きっとこの先も変わらないでしょうね」

©GISELe2017年2月号

©GISELe2017年2月号

A Denim:Levi’s:ユーズドをリメイクしたオリジナルです

3年前に古着屋で出会ったLevi’sは自分でリメイクしたスリットがお気に入りです。“このデニムに合う服”ありきでコーデを組み立てるのが楽しいです。

B Rider’s Jacket:Yeves Saint Laurent:どんなボトムスも辛口に変換

新品で購入したサン・ローランのライダースも3シーズンめ。レイヤードできるタイトシルエットがツボです。

C Fur cape:used:これ1つでインパクトもハズしも自在

前が長くうしろが短い変型フォルムのファーは、古着屋で購入してもうかれこれ5~6年。ゴージャスにならないように、デニムやTシャツにサラッと重ねるのがMY定番です。

買い足したもの:「定番だけどかぶらない白ニット」

「冬の着まわしアイテム=ニット。中でも白は旬かどうかがモロに出るので、毎シーズン、アップデートが欠かせません」

©GISELe2017年2月号

©GISELe2017年2月号

D Knit Cardigan:TODAYFUL:ハズしの主役になるざっくりカーデ

 ドロップショルダーでゆるっと着られるローゲージカーデ。のっぺりしがちな冬コーデにメリハリが出したい時に便利。

E Turtle Knit:TODAYFUL:首がしっかり立つボリューム感で脱平凡

 毎年更新している白タートル。しっかり立ち上がる首まわりのボリュームとコクーンっぽいシルエットなど、今年っぽいディテール満載です。

最終で買い足すもの:「色はプレーン、デザインはひとクセ」

「ロングコートを主役にした着こなしが好き。ずるずるし過ぎないよう引き締めるサッシュベストもワードローブに加えたいですね」

©GISELe2017年2月号

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F  Coat:TODAYFUL:はおるだけでこなれるシンプルだけど長いもの

 丈が長めで、はおるだけで旬の空気に引き寄せられるコートはやっぱり持っていたいですね。丈で主張する分、形はスタンダードなものがベター。

G Sash belt:TODAYFUL:女っぽい着こなしの特効薬

 着慣れたワードローブをもう一度新鮮に見せる役割で、サッシュベルトも加える予定です。

トレンドに左右されずに着続ける「変わらないもの」と、今の空気をまとうために必要な「変える=新調するもの」。流されずに、「自分にしっくりくるかどうか」をポリシーにそえた吉田さんの着こなし。来年の冬はどう更新されているのかが早くも楽しみです。次回は、今回紹介した7アイテムを使った具体的な着回しプランをお届けします。