オシャレな人は知っている「シンプルでふつうだけど可愛い」ロゴのオシャレな使い方【25選】


一点あるだけで適度にリラックスできたり、コーディネートのかたさをほぐせたり。カジュアルの質を高めるのに必要なロゴデザインはその選択肢も多数。ロゴの位置や色づかい、ロゴに似合う服選びなど、ロゴにまつわるテクニックをひとまとめにしておさらい。



(TOPICS)
・カジュアルに差がつく「ロゴの置き場所」
・いろいろある「ロゴの色」
・海外ストリートから学ぶ「実践的なロゴづかい」
・実は相性のいい「ロゴと柄」



【1】カジュアルに差がつく「ロゴがあるといい場所」


改めてロゴがより生きる、あるといい場所をプレイバック。大きい小さい、前か後ろか、上に下に。ポイントによって生まれるメリットもさまざま。代表的な5つの置きどころとそこでロゴがもつ役割を理解すれば、スタイリングの迷いも少なく。



胸元のロゴは「小さくても大きくてもいい」

羽織りを重ねても主張できる胸元のロゴは、小さいサイズならひかえめなアクセントに、インパクトのあるサイズならキレイなスタイリングのハズしに。大きさ関係なく映える正面だからこそ、サイズの違いを軸にデザインを選ぶとなりたいイメージに近づきやすい。



背中の広い余白を利用して「シックにも使える」

プリントよりも余白が生きるロゴなら、背中広めに配しても大人っぽく、ルーズなトップスとも好相性。レイヤードせずとも落ち着く白や黒、グレーなどの定番色を軸にすればカジュアルすぎる心配もなし。



靴がもう1足増える感覚で「ソックスの中でワンポイント」

稼働率の高いパンプスやスニーカー、これから履く機会の増えるサンダル。ロゴソックスがあれば、新たに靴を買い足さず「もう一足」レパートリーが増えるような履きこなしが可能に。ボトムのすそとの抜け感調整や差し色など使い方の幅も広いポイント。



「無地よりも抜けが生まれる」ロゴ入りキャップ

コーディネートのハズしや締め役として使う場面の多いキャップ。手が伸びるベーシックカラーは明度が低いぶん、重たさが気になるおとも。ロゴがあることでそのままキャップ自体の抜けとなり、暗色でも使いやすいバランスに。



「ひねった合わせのバランサーも担える」バッグでロゴ

着くずした白シャツ、シルバーサンダルに合わせたカラーソックスなど。クセのある着方やアイテムの間をつなぐロゴバッグ。わかりやすく個性がそなわるから、インパクトのあるロゴはミニバッグで、ミニマルなタイプは余白の広い大きめサイズのバッグで選ぶとスタイリングがごちゃつかない。



【2】知っておきたい「ロゴが生きる」色づかい


一口にロゴといっても、種類はさまざま。今回は色をキーワードに、相性のいい2色やアイテムと色の関係、コーディネートがよくなる配色などをご紹介。ロゴ選びが上手くなると同時に、色づかいも上手くなる考え方を実例とともにお届け。



王道の白+青を高める背面の赤

白Tともデニムとも相性のいい赤のバックロゴで、服数を下手に足さず普遍的なコーディネートをカジュアル以上へ。背面に配することでロゴのインパクトも出すぎず、前面のミニマルな見た目ともまとまりがいい結果に。



きちんと見えるネイビーに白のビックロゴ

どう着てもスマートに整う配色だから、大きめのロゴにもチャレンジしやすい。スウェットでテンションをラフに傾いたテンションを黒いハーフパンツで引き締め。小物は女性らしいレザーでそろえれば品のいいカジュアルに着地。



さわやかなのにカジュアルすぎない

「オール白かつ背中にもう1色」なら、色数に悩まず白との相性だけで考えられる。知的で大人っぽいイメージの色濃いグリーンなら、デザインの効いたロゴの形を白Tでとり入れても幼く見える心配もなし。



気恥ずかしさなく「小さくピンク」

理屈抜きで可愛いピンクのロゴはソックスで小さく効かせることで、手にとりやすくコーディネートにも浮かない結果に。ロールアップしたブルーデニムやヒールとも好相性だから、サイズ感を意識すれば気負いなく日常的に使える色へ好転。



落ち着くブラウンとキレのいい白

ゆるいTシャツにスウェットパンツのメンズライクな着こなしを品よく整える濃厚なブラウン。胸元に白があることで、茶系で濃淡をつけた上下にリズムがつき間のびさせない効果が。



テンションを変えて「落ち着いた赤とフレッシュな赤」

ジャケットにキャップをかぶったボーイッシュなスタイリングにクラシカルなムードをかもす、深い赤のレトロな色み。わずかに明るい赤ロゴTをインナーに採用して、キャップと色をリンクすると、さらにまとまりよくとり込める。



白ワンピをキャンバスに見立ててイエロー+ブラウン

清楚な白ワンピとはイメージの異なるロゴTを重ねて、遊び心たっぷりに。ビタミンイエローにまろやかなブラウンを合わせたレトロな色みとすそ絞りのアレンジで、ヴィンテージっぽさを堪能。夏っぽい重ね着にブラウンでロゴとリンクさせたニットバッグで深みを。



透けるブラウンを重ねてシンプル以上に

白ロンTの抜け感を生かしながら、女性らしいやわらかさを添えるメッシュのブラウン。カジュアルなロゴを品よくぼかしながら、高感度なルックスに。胸元のロゴの主張が薄まるぶん、キャップで足しても騒がしくない。



締め役として黒が欲しいときに好都合

さわやかなオレンジトップス+ブルーデニムのワンツーをシャープに整えるバランサーとして、太文字の黒ロゴをバッグで採用。コーディネートの軽やかさはそのまま、手にとるだけで仕上がる手軽さもいい。



濃ブラウンを今っぽく変える「赤+青のカラーロゴ」

きちんと感のあるこげ茶のようなブラウン、胸元に差したヴィヴィッドカラーのワンポイントロゴが、それぞれを重すぎない・浮きすぎないよう整え合う、相互作用を発揮。



カラー+カラーを落ち着かせるきゃしゃな白のセンテンス

深みのあるグリーンキャップに赤のスウェット。ひとひねり効かせたなつかしさのある配色を随所にちらばった白でバランス調整。中でもキャップに映える細字の英字ロゴが、ほっこりする色みをキレよくシャープに。



【3】海外のストリートから学ぶ「ロゴのとり入れ方」


個性あふれる海外ストリートならば、上手なロゴのとり入れ方も知っているのでは? ロゴ自体の選び方から組み合わせ方まで、コーディネートにメリットをもたらすテクニックをご紹介。



ワンポイントよりも引き締まるフロントロゴ

デニム+白ソックス+レザーシューズのトラッドな組み合わせを少量のロゴでほっこり見せない小技。ロゴも黒字・黒ラインに赤ラインも組み合わせたシャープな配色で抜かりなく。



アクセサリーにもロゴをON

服はシンプルに、ロゴとカラーバレッタを重ねづけ。イヤリングも同時にあしらった組み合わせは、バックやサイドアングルなど見る角度によってさまざまな表情に。



ラクな服を着る日にテキストロゴを活用

スエット+スニーカーや、ルームウェアのようなラフな装いには、ロゴをとり入れて、メリハリを意識。ワンポイントとして効かせることで、ゆるい輪郭がぐっと引き締まる。



ラフなアイテムだけで飾り立てる

Tシャツやニットなど、気張らないアイテムなら色やイラストで飾り気を盛っても派手すぎない。ボトムや小物などはシンプルかつ黒でまとめて、大人っぽさは忘れずに。



清涼感のある配色にレディなサングラス

ブルー×白のボーイッシュなロゴキャップに、テンプルがパイソン柄のサングラスでスパイスを加算。目深にかぶって顔まわりに影を落とすと、簡単にフェイスラインが締まる。



【4】実は好相性「派手なロゴにつりあう」強気な柄


薄着になっていくこの先、シンプルな服のもの足りなさをおぎなえるロゴT。ともすると幼く転びがちなロゴだから、実は辛さや大人っぽさが加わる柄が好相性。アニマル柄やキレイ色のボーダーなど、個性どうしをぶつけたヴィンテージライクな装いも選択肢の一つに。


ロゴ・柄・サンダルの小さな赤でさりげなくカラーリンク

淡白なグレーの飾りとして、赤を分散させて統一感を強化。ストンと落ちるキレイ目なグレーのスラックスも色味の効果でヴィンテージライクに進化。



コンパクトなレオパード柄+カラーロゴ

ジャケット 29,700円/デミルクス ビームス(デミルクス ビームス 新宿) ロゴT 12,100円/blurmsROOTSOCK(ビショップ) ミニスカート 49,500円/COZ manufactured by WRAPINKNOT(ウメダニット) ピアス 17,600円/スキャット(ロードス) バッグ 5,990円/MANGO ミニやタイトスカートなど、ゆるみのないシルエットなら柄のインパクトをおさえられるため、大ぶりなロゴTにも合わせやすくなる。コットンやニットのソフトな風合いでそろえて抜けを維持。



真っ白ロゴのカジュアル度を紳士なチェック柄で調整

中に仕込んだネイビー+白のロゴをチェック柄のブラウンジャケットでクラシックに微調整。わずかにのぞく程度に整うことで、白パンツ+ヒールのコンサバ感が薄まる適度なハズしに。



ドライな配色でワンポイント+花柄をなじみよく

ベージュ×ブラウンロゴのヴィンテージライクなTシャツ。イエローの花柄とあせた色みでトーンを統一すれば、個性派どうしも派手になりすぎない。