秋じゅう着回せる「ジャケット+スカートのセットアップ」分解しても「スタイルがいいまま着回せる」その理由

ワードローブの効率化を求めて、すでにコーディネートされたセットを用意。上下ひと組なら新しさをバランスよくとり込め、分解と組み直しを繰り返すことで、いつもの服が簡単によみがえる。かわり映えするセットを起点に毎日をまた新しく。



「秋まで・秋じゅう」使い回せるセットアップ

単体での活躍も見込める個性を持ったセットアップ。きちんとしていながら、ただのコンサバに転ばないトレンド感、スタイルアップも狙えるその実力をスタイリングを通して検証。



【着回したセットアップ】
シーンレスで活躍する「紳士とLADYなセット」


紳士なジャケット、LADYなペンシルスカートのセットは、上下で着てもくどく見えない細かく配したグレンチェック。旬の短め丈ジャケットはゆるくもタイトでもない、飽きずに長く使えるスタンダードなシルエット。対してスカートは、ゆったりめのシャツやニット、アウターにも好相性なIライン。ハイウエスト+ロング丈でスタイルアップも約束。



デザイン性は上に集めて下はとことんシンプルに


ジャケットを肩にかけ、デニム姿を大人っぽく。短め丈や変形ベルトなど、エッジは上半身にかためれば、ちぐはぐさなく都会的。


リラックスしても脚長効果を発揮


丈の長いスカートと大判のストールで縦長を印象づけ。トップスはコンパクトなシアー素材にすることで、自然とメリハリが誕生。



短丈ジャケットをさらに軽量化


インナーをシアー素材にすることで、重ね着による重たさを感じさせない効果も。腰下は、ワイドパンツのボリュームを引き立てるように、ウエストをロングベルトでしっかりと締める。くびれたラインが生まれることでクロップト丈のトップスがよりコンパクトな印象に。



チェック柄のタイトスカートで淑女風に


どう着ても品よく見えるIラインシルエット+グレーのチェック柄スカート。黒のボディースーツを合わせて、ウエスト位置の高さを強調。



長短の差をつけて「まじめな上下を今っぽく」


知的にふるまえるグレーのチェック柄を、セットアップでまとまりよく投入。より短くなったジャケット、より長くなったスカートの相乗効果で、スタイルアップしながら新鮮味を獲得。



【着回したセットアップ以外の服】

肉感を拾わない適度な厚み

黒ボディースーツ 11,990円/Nave(NAVE) タンクトップ的に使えるうえ体をしっかりとホールドでき、スタイルアップがかなう。



ヒップまわりはゆるく脚は細く

デニムパンツ 25,300円/RED CARD TOKYO(ゲストリスト) 美脚へ導く、ハイライズのテーパード。肌になじむソフトな質感。



甲をホールドする歩きやすいヒール

黒サンダル 68,200円/ブレンテッラ(ハウス オブ ロータス 二子玉川店) 肌あたりのいいしなやかなレザーで、靴ずれしにくい。



飾りにもなるロング丈

黒ロングベルト 19,800円/SEA(エスストア) 長さがあることで、着方のアレンジ幅が広がる。ベルト穴がないスライドバックル。



ジャケットとビスチェの間

デニムビスチェベルト 24,200円/FRAY I.D(FRAY I.D ルミネ新宿2店) Gジャンを腰巻きしたような、「小物以上服未満」の飾り。



透け感がある暑くない長そで

白シアートップス 12,100円/CADUNE(カデュネ プレスルーム) 通気性が高い透け感のある素材のため、インナーとしても活躍。



アウターがわりに品を補う

ブラウンストール 29,700円/アソースメレ(ハウス オブ ロータス 二子玉川店) 上半身を包み込む大判は、寒暖差が激しい日に重宝。



つっかけは白でキレイめに

サンダル 35,200円/YOAK(UTS PR) コンサバな服に似合う白いレザー。深い刻み目のシャークソールで雨の日も滑りにくい。



モダンに転ぶ縦長フォルム

バスケットバッグ 13,200円/アフリカンスクエアー(ハウス オブ ロータス 二子玉川店) ハンドル&ストラップ部分はレザー。



ローヒールでもきちんと整う

ブラウンローファー 31,900円/SEBAGO×Shinzone(Shinzone ルミネ新宿店) 深いブラウンで、紳士な靴の気品を底上げ。



黒のバッグがバランサーに

黒ショルダーバッグ 44,000円/オソイ テイストが異なる服を組み合わせるときは、複雑さをそぎ落とす黒のレザーバッグは必須。



上はコンパクト・下はワイドのオールインワン風

白ベスト 41,800円、白パンツ 47,300円/ともにマディソンブルー


何かと使える細身のベスト+ハイウエストのワイドなベイカーパンツ。キレイとカジュアルの組み合わせは、セットで着るのはもちろんのこと、単品使用でも重宝。辛口なデザインを白でほのかに甘く。ほのかにツヤのある質感も、ニットやウールなど秋からの主役になる素材に好相性。



ワンピよりもメリットがある「ワンピースのようなセット」

グリーンTシャツ 9,900円、グリーンスカート 15,400円/ともにMIESROHE 


上下に分けて着られるワンピース風のセットアップは着回しにも優れたタイプ。落ち感を生むシアーな素材のおかげでシルエットに一体感が。グレーがかったグリーンで自然な脱力感を。



「白と黒ならコレがいちばん」
【全23選の一覧】≫スタイリストがつい頼ってしまう「代えがきかない」ベーシックな白黒名品