白黒タートルネックで「暖かくなるまでの着回しパターン」
抜けと引き締め、やわらかさと緊張感など、スタイリングに欲しい多くの要素を1つで担う2色のタートルは、まだまだ寒い、冬から春への移り変わりの時期、暖かくなるまでその活躍頻度も高い、まだまだ頼れるアイテム。
そんな白黒タートルは「コートあり」から徐々に「コート無し」で着回していく段階。着回し「ながら」春服の投入、ベーシックなアイテムだけで「着方を変えて」見違える着こなし方など、10のテーマ別にその実力を実証。 (商品について現在はお取り扱いのないものがございますのでお問い合わせはご遠慮ください)
①
コート手前のレイヤード
BLACK
→優等生な柄と黒を味方にスエットパンツで脱力

黒タートル+スエットパンツの気負わない上下を高めるのは、ラフにたらしただけのチェックストール。柄が持つレトロな甘さと品のおかげで、シンプルなモノトーンも味わい深く。
WHITE
穏やかなニットが土台ならベストにも甘さが残る

白タートルをインナーに、リラックス感のあるニットパンツをボトムに抜擢。ソフトな質感を軸に、辛口なベストをやさしくイメージチェンジ。
②
スエットを大人化
BLACK
黒で整えてロゴスエットをキレよく・キレイめに

ロゴスエットを大人っぽく着たいとき、カギとなるのは落ち着く配色。ニットのハイネックとスカートの縦落ち感にロングブーツ。3つの黒がIラインを強化し、キレが加わる。
WHITE
すべりのいいサテンパンツと白のさし色で品格を

リブタートルをのぞかせて、カラースエットにきちんと感を。上半身にドライな風合いを重ねたぶん、ボトムは上質なサテンパンツで抑揚づけ。濃紺のしなやかな光沢が、女性らしさを生む。
③
メンズみたいな重ね着
BLACK
「シャツのえりを立てる」目的でタートルをIN

タートルを着て顔まわりに奥行きをつくったら、プレーンな服だけでさまになる。
WHITE
無骨な重ね着をメリハリづける「小さき白」

ハリのあるアウター2枚のレイヤード。薄手の白タートルが、見た目に軽さをもたらしてくれる。
④
甘めニットをシックに
BLACK
「黒のフレーム」で淡色をぼやけて見せない

アイスブルーのタートルの首元から黒タートルをのぞかせる。少しの黒が入るだけで、やさしいカラーが引き締まり、ありがちなぼんやり感とは無縁に。ボトムとシューズも暗色でそろえ、辛口なムードを堪能。
WHITE
「白になじませたイエロー」でデニムを更新

白のおかげでカラーニットのハードルが下がり、イエローの重ね着で鮮度が増す。互いに好都合。
⑤
オール白のさし色として
BLACK
顔まわりの黒1色でやさしい白が引き締まる

柔和で優美な白のグラデーションに憧れるけれど、現実的には膨張して見えないか気になるところ。カーディンガンのVラインから、黒タートルをのぞかせて視線を上へ誘導したら、ゆるい白でもスレンダーな見た目に。
WHITE
ドレッシーな黒に隙を与える白のレイヤード

かっちりとした黒1色にかわいげを補うため、アクセントとして白いニットをIN。