季節感を添えたいとき、軽やかさやちょっとした遊び心が欲しいとき。あらゆるタイミングに、ラフィアやラタンなどの天然素材でできた小物が便利。得られる長所別に4つのカテゴリに振り分け、そのバリエーションを公開。 ※( )内の数字は、バッグは縦×横×マチ、ストールは縦×横、靴はヒールの高さで、単位はcmです(編集部調べ)。
(TOPICS)
【1】「さわやかさが加わる」やさしいデザイン
【2】「フランクなのに引き締まる」ミニマルデザイン
【3】「気どらずきちんと見える」清潔感のあるデザイン
【4】「品のいいまま遊び心を足す」飾り気のあるデザイン
【5】「年中使える」コスパのいい小物
【1】ひかえめな「さわやかさを宿す」やさしげなデザイン

シャリ感のある独特な風合いが入るだけで、装いの力が抜け、エフォートレスな仕上がりに。白など、やさしげなワントーンのさし色にも適役。
【選びのポイント】
□やわらかなニュアンスカラー
□ほどよく丸みを帯びたフォルム

1.「かわいげのあるコロンとした形」 バッグ(22×17×16) 9,350円/メイド イン マダ(カレンソロジー 新宿) マダガスカル産の上質なラフィア素材を採用。コーディネートをじゃましない、扱いやすいシンプルなフォルム。
2.「大人っぽいシナモンカラー」 ハット 4,490円/Gap よくあるナチュラル素材の色みよりも濃い色み。軽やかなままシックな落ち着きも得られる。
3.「極細の黒レザーがアクセント」 バッグ(33×57×14) 23,100円/メイド イン マダ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) きちんとしすぎず、抜け感をもたらすしなやかで華奢な黒レザーのハンドル。
4.「顔まわりに季節感を演出」 ピアス 9,350円/ジャーディン デル シエロ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) ゴールドやシルバーとはまた違う、さわやかな盛る上げがかなう曲線フォルムのオレンジカラー。
5.「Tシャツのワンポイントに」 ウッドネックレス 5,060円/プチ・モーメント(ZUTTOHOLIC) ウッディな質感のあるネックレス。丸いモチーフを連ねて、さっぱりとしたTシャツに適度な重みをプラス。
6.「華やぎと愛らしさを手元に」 貝殻ブレスレット 4,400円/プチ・モーメント(ZUTTOHOLIC) パールよりも緊張感なくカジュアルに。華やかさと同時に愛嬌も添えられ、がんばってる感のない見た目に。
7.「涼しく洒脱なサンドカラー」 ストール(140×190) 26,400円/アソース メレ(アイネックス) 冬のストールよりも軽やかで、涼感を感じる風合い。大判なサイズ感は、手に持つことで余裕をもたらす一方、羽織り代わりに室内の肌寒さ対策としても有効。

8.「クラシカルな佇まい」 バッグ(10×13×6) 16,500円/KECH LeS ESSENTIELS(スピック&スパン ルミネ有楽町店) ブラウンのレザーをハンドルやステッチであしらった品のいい面持ち。落ち着きも得られることで、カジュアルになりすぎない。
9.「ほんのり甘いミルキーなカーキ」 バッグ(16×25×9) 9,900円/Ungrid クールすぎない、親しみやすい色合い。丸みのあるフォルムも手伝って、可愛げのあるトーンのアクセントに有効。
10.「目線が上がるシックな色み」 ハット 22,000円/LA MAISON DE LYLLIS FOLD(ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店) 品を保てる絶妙なグリーン。
11.「ラフにはけるのに都会的」 サンダル(5) 27,500円/エルエムエス(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) 「ちょっとそこまで」のつっかけ感が出ない重みのある色とフォルム。インソールにあたる部分はレザーで歩きやすさも良好。
12.「さりげないフリルつき」 バングル 6,050円/メイド イン マダ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) ドライな素材感だから甘く主張しすぎない、ひかえめなフリル。肌なじみもよく、手元に重さが出ない軽やかなワンポイント。
13.「ぽってりとした形に目がとまる」 リング 5,720円/ブランチ・ジュエリー(ZUTTOHOLIC) 軽装にも浮かない、ウッディなリング。重厚感が出すぎないから、夏ならではのシーンにも有効。
14.「キッズ用のコンパクトサイズ」 リュック(28×26.5×16.5) 4,990円/GapKids 可愛げを背負うようなころんとした形のミニリュック。ドローコードで開け閉めできる使いやすい巾着フォルム。
【2】親しみやすい「モード感で引き締める」ミニマルなデザイン

ドライな質感と印象的なフォルムのおかげで、シャープで凜としたイメージの服とも好相性。辛口なのに気張りすぎないさじ加減が使いやすい。
【選びのポイント】
□落ち着く色によるミニマル配色
□そぎ落とされたシルエット

1.「神秘的でスタイリッシュ」 チョーカー 46,200円、リング 16,500円/ともにバンボレイラ(フラッパーズ) 1本ずつ染めた天然草木を巻きつけたジュエリー。ゴールドによるタフさと、ナチュラル素材によるしなやかさが共存。
2.「抜群の存在感を放つ」 黒バングル 7,040円/ブランチ・ジュエリー(ZUTTOHOLIC) ウッド製で軽いつけ心地。マットな質感とフラットな形が、クールな印象をあと押し。華美じゃないのに目にとまる、大人っぽさもプラス。
3.「強さを保てるALL黒」 ハット 6,990円/Gap 低めのクラウンを選べばかご素材でもほっこりしない。黒の面積が多くなる幅広フォルムを選んでシックに調整。
4.「カーキとの合わせがシック」 バッグ(12×18×18) 24,200円/ムーニュ(トゥモローランド) 持ち手はなめらかなレザー。開き具合を調節する垂れ下がったコードも飾りの一部。
5.「色気も薫る甲浅&リボンつき」 バレエシューズ 37,400円/スペルタ(フラッパーズ) かさっとした質感によってキレイな甘さに落ち着く、黒のバレエシューズ。甲に添えられたストラップがシャープな印象をあと押し。
6.「アンバランスな形がエッジィ」 バッグ(21×23×4.5) 30,000円/コントレ アリー(トゥモローランド) ユニークなポリゴン型。黒のフレーミングのおかげで、一風変わったフォルムもリアルに引き締まる。

7.「つややかな黒が万能」 サングラス 61,820円/ケイト×オリバーピープルズ(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス) かわいた質感のナチュラル小物がもつ気楽さを適度に締めたいときにうってつけ。
8.「ほどよく緊張感のある白」 メッシュシューズ 19,800円/オゥ バニスター(アバハウスインターナショナル オンラインストア) ざっくりとしたメッシュ編みのおかげで、すっぽり履ける甲深でも肌なじみがいい。編み目に引っかけたパールのリングもポイント。
9.「黒の模様でシックに昇華」 ハット 7,700円/Ungrid アーティな柄がリラックス感の強いハットをモードに転換。無地のワンピースなど、脱力感のある服装のときに重宝。
10.「装いが整う適度なボリューム」 バッグ(19×25×25) 38,500円/バケット バゲージ(アイネックス) パタンと倒すだけで手持ちと肩がけをストレスなく移行できる、長さの異なるハンドル。
11.「キャップなのに品がいい」キャップ 7,700円/kiehtova(フーブス) 微光沢のある黒。ボーイッシュというよりも、かぶることで女性らしさが増す丸みを帯びたシルエット。
【3】「気どらずきちんと見える」清潔感のあるデザイン

品を漂わせつつもかっちりしすぎたくはない。そんな願望も、軽やかな天然素材なら思いのまま。オン・オフ問わず、あらゆる服とシーンにマッチ。
【選び方のポイント】
□ノーブルな白かキャメルか黒
□端正かつ立体的な造形美

1.「フェミニンな表情のバケツ型」バッグ(23.5×18.5×18.5) 64,900円/ジャンニ キアリーニ(ジャンニ キアリーニ 銀座店) ナイロンとポリエステルでナチュラルな風合いを表現。
2.「夏の軽装が“もつ”ボリューム感」バングル 30,800円/ブランチ・ジュエリー(ZUTTOHOLIC) ぬくもりのあるウッドとひんやりとしたシルバー、異なる質感の掛け合わせが新鮮。
3.「レトロな面持ちの太ベルト 」ベルト 14,000円/バナナ・リパブリック ALLホワイトのスタイリングと相愛。レザーよりもフランクになることで、カジュアルな服装にもなじみやすい。
4.「黒のさし色できちんと見え」 ハット 6,930円/アンタイトル 太目の黒があることで、見た目がぐっと引き締まりリッチなムードを獲得。
5.「なつかしい甘さが手に入る」バッグ(24×26×15) 49,500円/ア ヴァケーション(ロンハーマン) ラタンならではのがっしりとした素材感に品格が漂う。レザーを編み込んだ装飾も心くすぐるかわいさ。
6.「白との配色がさわやか」シューズ(0.8) 9,200円/CHARLES & KEITH(CHARLES & KEITH JAPAN) スクエアトゥのおかげで甘さはひかえめ。

7.「スカートスタイルと相愛なリッチな見た目」 バッグ(15×20×11) 30,250円/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) レディなコーディネートに似合う、クラス感のあるつつましいボックスフォルム。
8.「やさしいイメージではけるハイヒール」 サンダル(8.5) 12,900円/CHARLES & KEITH(CHARLES & KEITH JAPAN) 穏やかなのに品もいい、ブラウンのレザーベルトを配した太めのバーサンダル
9.「華奢なチェーンで淑女な仕上がりに」 バッグ(23×20×8) 14,900円/CHARLES & KEITH(CHARLES & KEITH JAPAN) おしとやかなデザインなのに素材はカジュアルというアンバランスさで、持つだけでコーディネートに変化を加えられる。
10.「表情を明るく見せるやさしいトーン」 ハット 66,000円/ボルサリーノ(中央帽子) 広めのつばでエレガントなイメージを表現。華奢なブラウンリボンが大人っぽさを加算。
11.「スモーキーな色みがモダン」 バッグ(19×20×20) 45,100円/ヴァジックジャパン くすんだグレーのレザーをアクセントに使用。まっ白よりも落ち着きがあり、ブラウンよりも軽さが出る絶妙なバランスに。
【4】品を保って「遊び心を足す」飾り気のあるデザイン

ヘルシーさと洗練されたイメージを両立し、少々浮かれたデザインでも大人っぽさを保てる。一点投入で、いつもの上下が夏らしく楽しげに。
【選びのポイント】
□ほっこり見えないさし色づかい
□アクセントを担う目新しいデザイン

1.「足首に巻くリボンがキャッチー」 レースアップサンダル(0.5) 71,500円/HEREU(ショールーム セッション) ワンピやハーフパンツに合わせたい、足首までのデザイン。黒のリボンが引き締め効果を生み、夏らしいサンダルでも足元をシャープに。
2.「服の一部として作用する大げさなリボン」 ショルダーバッグ(11×25×9.5) 14,850円/エロイーズ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) 360度どこから見ても印象に残る、大胆なリボンストラップの肩がけバッグ。ラフなトップスに華やぎを与える装飾的な役割にも。
3.「キレイ色が素材の持ち味を引き立てる」 バッグ(23×43×12) 18,900円/CHARLES & KEITH(CHARLES & KEITH JAPAN) 涼しげなミントグリーンが、ライトな素材感とマッチ。グラデーションのような曖昧なカラーリングのおかげで、カラーもなじみやすい。
4.「シャープな形が強さを上乗せ」 サングラス 16,500円/ステータス アングザエティー(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) キャットアイサングラスと一緒なら、ユーモラスな小物をクールに楽しめる。強気なフォルムはやわらかい色みでマイルドに。

5.「愛らしい小花をちりばめた一足」 サンダル 55,000円/パロマ バルセロ(アマン) 立体的なフラワーモチーフで足元を飾りつけ。黒レザーをラフィアで縁どり、大人っぽいカジュアルを表現。
6.「レトロマリンな色づかい」 ショルダーバッグ(20×15×15) 12,100円/ジャーディン デル シエロ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) 白のブラウスなど、さわやかな装いと合わせたいヴィンテージライクなデザイン。
7.「旅のお供にも最適」 バッグ(36.5×54.5×28) 36,300円/キロメートル パリ(ロンハーマン) ホテルまでの道のりを刺しゅうで表現したという、ウィットに富んだコンセプトも魅力的。
8.「カラフルだけど合わせやすい」 バッグ(44×45×15) 25,850円/メイド イン マダ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) 色数が多くあっても、質感がナチュラルだからコーディネートに浮きにくい。