COLOR & PATTERN
強気な服をなごませる靴が必要
色や柄が多彩な今シーズン。主役級の服を悪目立ちさせないためには、足元の小さなところでトーンダウンするのが簡単。カラーボトムと色みを合わせたり、ミニマルな靴で柄の複雑さをそいだり、バランサーになる靴が不可欠。
「総柄にはローヒールがマスト」
1.ご近所感のあるつっかけサンダルを活用し、ブロックチェックのモダンなセットアップに親しみを。オフ白でまとめたことで、端正な服とラフな靴の相反するアイテムも整いやすい。 2.ストライプのキリッとした柄に、LADYなヒールだと肩ひじ張って見えがち。黒ローファーの地味さが、強気な柄には好都合。
「華やぐボトムと飾り気のある靴」
インパクティブな赤のスカートに、足元がシンプルすぎると、派手色をさらにきわ立たせる可能性が。黒のローファーに赤のレザータブをつけた少しのデザイン性が、視線を分散させるのに効果的。
「同系色の靴で色ボトムをハズさず着る」
1.白からブラウン系の服までうまくなじむ、「ベージュベースの柄」を足元にも活用。膨張しやすい淡いイエローには、ベージュのパイソン柄パンプスで少量のアクセントを。 2.濃淡の差があるブルーで、洗練されたグラデーションスタイルに。濃い色を中間のパンツでとり入れるとバランスよく締まった表情に着地。
「モードな柄にはシャープな黒」
1.フレアスカートのゆるさで強くなりすぎない白黒ストライプ。つま先長めの黒ブーツで締まったボトムラインを形成し、白シャツや黒タートルの正統派で好感度ある装いに。 2.クセありパンツは、長い丈のトップスからのぞかせ、脇役づかいするのがイージー。スクエアトゥの黒ブーツで高感度な見た目に。
「ソックスINで力を抜く」
迫力がある、黒地の大きい花柄ワンピ。1枚で主張があるため、ローヒールシューズに短めソックスも加えて、とことんカジュアルに着くずして正解。
「腰から下で甘辛MIX」
1.きらめくイエロースカートを、スニーカーでデイリーへ落とし込み。ドレッシー×ボーイッシュの真逆のテイストでバランスよく。 2.タイトスカートのセンシュアルな形も、黒のスリッパが力みをおさえる手助けに。キレイめスカートもニットなどラクな素材なら、リラックスした靴ともなじみやすい。 3.花柄を刺しゅうした、ロマンティックな1枚。たっぷりの甘さもクールにとどめる黒ブーツが相棒。