「ブラウン系」がランウェイを席巻|これからは黒だと強すぎる!?

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MIDDLE LENGTH
ニーハイブーツが生きるハンパ丈

「旬のニーハイブーツをとり入れるなら、アウターはオーバーサイズが好バランス。上下に緩急をつけるとオシャレです」(高木さん)

NEW LONG & LEAN
ジルサンダーの縦長フォルム

「深く開いたVネックトップスもたくさん出ています。鎖骨がのぞくと抜け感が出るので、重くなりがちな秋冬は重宝しそう」(石関さん)

LOOSE×LOOSE
上下ともルーズなカジュアル

「タートルネックや重厚な配色など、どこかに1つシャープなポイントがあると、ゆるい服ものっぺり見えないと実感しました」(樋口さん)

 Silhouette 
新アイテムとの調和も図れる注目のシルエットは?
高木さん:ジャケットみたいな形の18_マックスマーラのコート。ニーハイブーツでBIGシルエットをガツンと締めたところがカッコいい。
石関さん:ゆるいシルエットなら、私はジル・サンダーのルックが好き。インナーを入れずにデコルテをのぞかせた19_は、メンズライクなオーバーコートを着ていながらすごく女っぽい。
渡邉さん:ベージュやペールイエローなどの淡い色は、シルエットによっては老けて見える危険も。20_のように体が泳ぐようなフォルムを選ぶと体型もごまかせてステキに着られる。
樋口さん21_ラコステのコーデは、ニットもパンツも幅広でゆるいんだけど、タートルネックをしのばせたことで縦線も強調されている。締め色として黒を使わずとも、どこかにシャープさがあるとバランスがとれることを再確認。
岩田さん22_3.1フィリップリムのルックも、両方ともオーバーサイズなのに、締まって見えるし品もある。黒もブラウンも、どちらも強くて落ち着いているからだと思います。


YASUKO ISHIZEKI
創刊からGISELeを支え続ける敏腕スタイリスト。キレイめ×カジュアルなど、異なるテイストを掛け合わせるスタイリングが得意。


KEIKO WATANABE
大人の気品や女性らしさをちりばめたスタイリングへの支持が高い。リアルにとり入れやすい着こなし提案も人気の理由。


KAORI HIGUCHI
GISELeの表紙のスタイリングを毎号担当。大人に似合うことをモットーに、提案するカジュアルなコーディネートにはファンが多数。


MAKIKO IWATA
多くの企画を担当する看板スタイリストのひとり。キレイめ&シンプルを得意とし、旬アイテムを上品にとり入れて紹介してくれる。


NATSUKO DEGUCHI
メンズライクなカジュアルが定番。GISELeでは、靴やバッグなどの小物企画を担当することも多く、毎回新鮮な組み合わせ方が評判。


CHISATO TAKAGI
ヴィンテージ服やメンズアイテムをとり入れたコーディネートが人気。キャッチィな色柄やプレイフルな小物づかいにも注目が集まる。