スタイリングの方向性は、服よりも「はきたい」と思う靴から決めるほうが、「似合う・欲しい」に最短でたどり着けるかもしれない。靴から導かれる似合うボトム、靴を理由にはける丈感、試したい色など。まずは理想の1足と出会わないことには始まらない。
※( )内の数字は靴のヒールの高さで、単位はcmです(編集部調べ)。
「期待をかける靴」の選択基準
新たな足元選びの6つのキーワードから、これからの装いの完成度を高めてくれる、色みやフォルムをさらに細分化。シンプルで穏やかな服に合うことを想定した、ハズしすぎないデザインに絞ってナビゲート。
BALANCE UP
「広がるフォルムに自信をくれる」
強さをそなえたショートブーツ
細身シルエットやアニマル柄など、足元を引き締めるショートブーツが集結。フレアスカートやワイドパンツといった、引き続き人気の重たいボトムには、足元をシャープに見せるデザインが好相性。
SLIT IN
はき口のスリットで軽やかに
ウエスタン風黒ブーツ(7.5) 39,000円+税/ダブルスタンダードクロージング(フィルム) ポインテッドトゥがより縦を強調。
METAL HEEL
歩くたびのぞくメタルヒール
ブーツ(8.5) 11,900円+税/CHARLES & KEITH(CHARLES & KEITH JAPAN) 内側はゴールドの、ヒールを半分に切ったようなデザイン。
LEATHER TOE
先端だけマットなレザー
黒ブーツ(5.5) 8,900円+税/RANDA つま先以外はスエード地のため、どこかリラクシーなムードもキープ。
BEIGE PYTHON
やわらかい色が品格も上乗せ
パイソンブーツ(7) 22,500円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) パイソンのエッジィな柄もベージュならキレイめに着地。