TIPS.3
●心地いいものこそ「中で締める」
ゆったりとしたシルエットやソフトな素材でも、「細い軸」をつくってあげると、見た目がすっきりとして、スタイルよく見せることが可能に。ボトムや靴も色をそろえるとより効果的です(樋口さん)
+LONG ONE-PIECE
「アクセント的に渋い赤」
「ボディラインを自然とカバーできる、ゆったりとしたベージュのワンピース。目にとまる強い赤をさせば、パッと見の印象は変わらずとも簡単にメリハリが誕生」(樋口さん)
+MOHAIR KNIT
「ソフトな質感との強いコントラスト」
「ほわっとした風合いが魅力のモヘアニット。深いVネックのデザインを生かして、シャープな黒で引き締め。強弱がつくことできゃしゃ見えも期待できます。全体を落ち着きのあるダークな色でまとめて、すらりとした縦長のシルエットを強調」(樋口さん)
TIPS.4
●タートルがあるから「遊びが生きる」
ちょっとクセのあるものも、見慣れたタートルが間に入ることで派手さがおさえられ、リアルなバランスに。「着たい」ものにも手を出しやすく、スタイリングの幅が広がります(樋口さん)
+BIG CARDIGAN
「半端なカーデのバランサー役に」
「タートルとスカートを暗い色でつなげたAライン。かわいいけどバランスが難しい肉厚カーデがうまくとけ込んで、すっきりまとまりよく」(樋口さん)
+DESIGN SLEEVE
「デザインをカジュアルにシフト」
「単体だとやや気張って見える華やかなボリュームスリーブ。あいまいな色のタートルがハズしになり、緊張感を和らげてくれます」(樋口さん)
+HOODIE
「首を隠すことでボリュームダウン」
「大人っぽく着るには難易度が高いフーディ。フードと顔の間にタートルを重ねるひと手間で、ボリュームが落ち着き、きちんと感のある仕上がりに」(樋口さん)
+VIVID COLOR
「たまには無難でないタートルを」
「安心感のある黒スタイルには、タートル自体に色をとり入れて目新しく更新。アクセ感覚のインナーづかいなら、着慣れない色でも比較的簡単です」(樋口さん)