スタイリングに加えたい「あと少し」をオフランウェイから拾い集めると…。見えてきたのは、服を足さずとも満たされる多彩な顔まわりの刷新アイディア。ファッション&メイクの最前線にいるプロたちが注目した着こなしの緊張感をなごませるなつかしいヘアとアクセサリーにフォーカス。
後ろ姿になつかしさ
オフランウェイで視線を集めていたのは、そぎ落とされたシンプルな正面と対照的に、テールにレトロな要素をつめ込んだ「背中で語る」スタイル。
01_BLACK SATIN RIBBON
「サテンの黒」がアクセサリー
「フロントはミニマム、後ろ姿は甘めレトロという二面性がいい。甘い要素が背中に集約しているから、大人でもこなしやすく、ポイントになる」(スタイリスト・高木千智さん)。「見ていてテンションの上がるヴィンテージ感」(スタイリスト・渡邉恵子さん)
02_BIJOU EARRINGS
ミニマムを打ち消すハズし
「“頭は小さく、飾りは大きく”のバランスがステキ」(スタイリスト・出口奈津子さん)。「タイトなオールバックに大ぶりビジューピアス。シンプルながらシャープな印象に整っていて好き」(AKTEクリエイティブディレクター・橋本江莉果さん)
03_BIG SCARF
スカーフとヘア、新たな選択肢
「大胆なスカーフづかいをキャンバスにしたまとめ髪。ただ者じゃないオーラを感じる」(ヘアメイク・岡田知子さん)。「さらっとこなしているけれど、よく見ると凝ったアレンジ。細部まで計算しつくされている印象」(スタイリスト・小山田早織さん)