SPIN-OFF
ロゴT・プリントT「それぞれの視点」
最後にTシャツ好きのファッション関係者に聞いた「ロゴとプリントT」こだわりの1枚を、セレクト理由とともにご紹介。フォントやサイズ感など選びの細かい個人的理由にもフィーチャー。
ヘアメイク:小澤麻衣さん
「映画のオマージュ」
ロゴもですが、映画なら作品自体も理解していることが重要。友人のショップが映画『KIDS』をオマージュした“STILL”という一言をのせたシネマT。“まだ子どもでいたい”というニュアンスもツボ。
スタイリスト:岩田槙子さん
「古着感覚でシネマプリント」
シネマTは古着屋で手に入れがち。この「グーニーズ」のTシャツは絵に一目ぼれ。強いプリントですが、スカートなどキレイめなボトムとも意外と合う。読まれてもはずかしくないようロゴの意味も確認します。
DIESELプレス:井上沙理さん
「メンズサイズだけ」
ドイツのレコードショップ「PUBLIC POSSESSION」のTシャツ。デニムと合わせることが多いので、ジェンダーにはこだわらず用途でサイズ選び。ロゴやキャラTはメンズのLでルーズ感を意識。
SHINZONEプレス:戸塚友理さん
「プリントは好きなアーティストのみ」
D’AngeloのライブTは、アルバム『BLACK MESSIAH』のジャケットがプリントされ、アーティスト名もさりげなく入っているのがお気に入り。モノクロだとカジュアルに転びすぎなくていい。
エディター:M.Sさん
「はっきりしすぎないフォトT」
雰囲気が出やすいフォトプリントは、ロゴ以上にスタイリングのイメージが左右されがち。服がシンプルなので、曇りがかった空やアスファルトの、ドライなニュアンスがあるフォトTがちょうどいい。 Tシャツ 4,400円/Coffee Supreme Japan写真家ERIKO NEMOTOさんとのコラボ。