1つ入るだけで空気を変えるポテンシャルの高さはわかっているから。知りたいのはそんな強さのある赤ともっとフランクにつきあえるバリエーション。色みやアイテムに広がりを見せる今こそ試したい「強いだけじゃない」スタイリングの可能性を模索。
1.
キレイな形で「ハズさずまじめに」
選ぶアイテムは「品のよさがにじむ端正なデザイン」。さらに合わせるのも黒やネイビーなど知的な色で、「好感がもてるひかえめな赤」へと転換。きちんと感のある装いにも赤がハズしとなって、無難に陥らないブラッシュアップをかなえてくれる。
「タートル+プリーツスカート」で貫くエレガンス

タートルネックとプリーツスカート。淑女なムードのコンビネーションに頼れば、ヴィヴィッドカラーも落ち着いて大人っぽく。細身よりも気張らないゆるめのタートルで、親しみやすさも意識。
お堅い黒と合わせてもうまくいく「エフォートレスな落ち感」

黒とのコントラストが和らぐ、少し暗めの落ち着いた色み。パンツなのにゆれる風合いが迫力をさらに軽減。
光沢を放つ赤を頼りに「黒ジャケットをコンサバ以上へ」

光沢感のある赤を頼りに、黒ジャケット+フレアスカートの組み合わせをコンサバ以上のルックスに。中に挟んだニュートラルなグレーが強い2色の中和役。
トラッドな装いの鮮度を上げる「ブラウンの延長的なボルドー」

きちんと感だけでなく、あたたかみややわらかさもある万能ブラウン。そのブラウンの持つ長所に加えて、より女らしさが出せる色みとしてとらえればイージー。同色スウェットでボリュームアップ。
2.
穏やかさを前に出して「白9:赤1」
鮮烈なインパクトを放つ赤に、やさしさを求めるなら? 柔和な雰囲気に直結できるあたたかな白でおおえば、本来のイメージにはない安らぎが手に入る。
少量でも十分効く「赤5%」

首元から足首まですっぽりと包み込む白が主役。シルエットはそのまま、デザインのように一体化した赤が効いて心地よくもメリハリがある理想の佇まいに。
3.
「そもそも小細工が要らない」ロングコートで赤
やっぱりまとうだけで目を引く特別感も、赤に惹かれてしまう理由。だから主役を担うコートを赤で堂々と。それだけで強い色は、ほかは凝らずとも華やぎや見栄えのよさ、仕上がりの完成度が大きくかわり自信が持てる装いへと近づける。
「シンプルに着るだけ」で十分差がつく赤の効能

さらっとした無地のワンピースにコートだけ。一見単調になりがちな装いが、赤のおかげでレベルアップ。とはいえ勇気を伴う色だから。フロントを閉めるとそれ自体がワンピースのようにも見えて、ボトムとのバランスを気にしなくてもいいロング丈が好都合。
4.
小さく散らして「たまにはかわいく」
大人になるほど気恥ずかしさが先行し、無意識に避けていたレディな赤。柄で小さくとり入れると甘さが微糖にとどまり、今に似合うリアリティのあるバランスへ。
少女のころを思い出す「可憐なドットとクラシックなカーデ」

落ち着きと品格を上乗せできる、シックなネイビーベース。コンパクトな形&ジャカード編みなのもポイント。
5.
「引き締め力を利用して」さながらヴィンテージ
なつかしいムードに仕上げるだけで装いがさまになる風格が誕生。さらにブラウン系とも相性がいい赤をさすと、気になるほっこり感が和らいで辛口派にも似合うさじ加減を約束。
「ブラウンのジャケパンに愛嬌をもたらす」ドット柄と少量の赤

すでに計算されたブラウン多めの配色ニットなら、高発色な赤へのハードルも下がる。
「派手な赤を難なくまとめる」オーセンティックなトレンチ

赤が入ると、見慣れたトレンチ姿の鮮度がアップ。スカートもいいけれど、マニッシュなパンツで選べばハンサムな女らしさへと着地。
辛口派にも似合うなつかしさ

古着屋にありそうなレザー&ボーダーTをまろみのある赤でそろえてデニム姿をアップグレード。ボーダーTのピッチの細さにまでこだわり、とことんヴィンテージなムードを醸成して。
6.
「重ね着を盛り上げる」赤タートルの使い方
重ね着スタイルに欠かせない、タートルネックニットに「赤」を加えて、組み合わせのパターンを拡大。飾りも兼ねる色ゆえに、ベーシックカラーとのシンプルな重ね着でも目を引く華やいだ印象に。
深みを補うようにブラウンのタートルをIN

「ただ強い色」という印象に穏やかさが加わる、差し色的なブラウン。高発色が和らぐほか、デニムとのなじみもよく。
花柄とカラーリンクしてキレよくヴィンテージ風

少女のような小花柄を大人っぽく引き締める、インナーの赤づかい。羽織りの丈に合わせたタックINで、重心を引き上げスタイルアップ効果も期待。
派手色インナーも和らぐ肉厚なシャツを新調

下手に隠さず潔くフロントを開けて、ちぐはぐ感なくキレのいいカジュアルに
深Vネックのエッジィなデザインでモードに転換

深く開いたVラインのおかげで、ニット×ウールのあたたかい素材どうしもすっきり。
白ボアのあどけなさを赤インナーで大人化

細身&ハイゲージのシャープな赤で支えると、白のロングボアを重ねてもキャッチーに転ばない。
アクセがわりに首元&すそからちら見せ

ブルーと赤のコントラストでスウェット×デニムを脱無難に。