「着る・羽織る」1枚2役のベスト
ノースリよりもきちんと見えて、ジャケットよりも軽やか。夏の羽織りアイテムとして、またトップスとして“着る・羽織る”を自在に使い分けられるベストが優秀。涼しさと、きちんと感を両立するスマートな選択肢。ノースリーブの気軽さはそのままに、着るだけでコーディネートの完成度を高めてくれる名品をピックアップ。
やわらかな落ち感を表現する大きなヨーク
軽やかな陰影をつくる多色の糸が、ベストの構築的なフォルムに奥行きをプラス。幅のあるウエストリボンで絞れば、ジャケットにはない女性らしさと洒落感を同時に得られる。やや長めの丈も、体のラインを拾いすぎず、パンツスタイルをスマートに引き締める役割に。
リネンベスト／Waltz（スタニングルアー 青山店）
黒の堅さを和らげるブラウンボタン
シャツでもない、ジャケットでもない。コンパクトな黒ベストは、前ボタンをアクセントにして、軽やかさときちんと感のバランスを調整。首元を詰めたクルーネックが、ほんのりマニッシュな印象を与えながらも、ノースリーブの抜け感で軽快に。
黒ベスト／ジャーナル スタンダード（ジャーナル スタンダード 自由が丘店）
長め丈でもすっきり着られる胸下切り替え
一見シンプルでも、裾にかけて広がるシルエットと深めのスリットがアクセント。比翼仕立てが無駄を省き、切り替え位置の工夫で自然なスタイルアップがかなう。ベージュの淡色が持つ洗練と、ジャケットに代わる信頼感。
ベージュベスト／ゲミニー（ウィム ガゼット ルミネ新宿店）
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