「飾らなくてもキレイ」着方に頼らなくていい「黒の服」

季節やトレンドが移ろおうとも、いつもそばにある確固たる存在感と意思を感じる寡黙な黒。地味だからいい。変わらないからいい。黒に秘められたポテンシャルを深く見つめなおすことで、「万能」という言葉だけでは片づけられない魅力を再認識。


飾らずとも映える「究極ミニマルな黒」

装飾も形によるメリハリもなくし、平坦にするほど引き立ってくるのが、黒という色が持つ本来の強さ。なにと組み合わせてもどんな着方をしても凜とした表情を保てる堂々たる佇まいは、ごくシンプルな装いにも自信を与えてくれる。



すそにかけてのわずかな広がりで黒をいっそう美しく

黒コーデュロイドレス/ベッド&ブレックファスト(グリードインターナショナル) ハット/SACRA(インターリブ) リング/PLOW シューズ/TOKYO WEEKLY JOURNAL(バロックジャパンリミテッド)


着飾るのが目的ではなく、腰位置を高くし、ボディラインをキレイに見せるためのフレア。半そでよりやや長く、5分までいかない絶妙なそで丈も計算済みのバランス感。実は地厚なコーデュロイ素材だから、フォーマルな形を日常づかいしやすく。



スカートなのに辛口に仕上がるスラックスのようなスマートさ

黒スカート/Oblada(シンチ) チャコールタートルネックニット/プレインピープル、ピアス/トレマイデ(ともにプレインピープル青山) バッグ/VASIC(ヴァジックジャパン) ブーツ/ネブローニ(ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店)


ほのかにつやめく上質なポリエステルを採用した、体の凹凸さえもカバーするタック入りのIラインスカート。フォーマルなパンツのような洗練された佇まいながら、スカートならではのやわらかさを兼ね備えた「カッコいいけどシャープすぎない」、都合のいい1着。



(コーディネートのプライスなど詳細)
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