たった2着で必然的にオシャレを引き寄せる、まちがいない上下の組み合わせ。この先も着続けたいからこそ、飽きないための手数を知っておきたい。ものをかえる・見方をかえる。少しの違いで気分が変わる「これもいい」パターンを考察。
甘めブラウスと「ボーイズパンツ」
デザインの糖度を下げたり、ボーイズパンツに洒落感を出したり。お互いの足りないところを補い、高め合う真逆のテイスト。大人に寄せるさじ加減は胸元にあり。
フリルをハンサムに解釈

深く開いたVネックとハリのある生地がキレをもたらし、大ぶりなフリルをクールに転換。ボリュームが出すぎず、ワイドパンツとでも見た目はスマート。デコルテの色香と渋色で大人びた甘さへ。パンツもボーイズではなくメンズライクなものを。
黒なら違って見える「ふかふかブラウス」

ふっくらとした質感の防寒性のあるブラウス。ウエストをマークするぺプラムデザインは、ボトムやヒールに頼らないスタイルアップを約束。白ならガーリーに転ぶ質感やシルエットも、黒で選べば大人っぽさの残るビターな甘さに好転。
真骨頂は「重ねたとき」

えりとカフスのレースをあしらった、ヴィンテージライクなブラウス。1枚でありきたりじゃないシンプルをつくれるうえ、ジャケットやセーターと重ねても埋もれないアクセントに。端正なシャツと黒ジャケットでわかりやすくインテリに。合わせたデニムは、デニム感のない微光沢を帯びた質感で平日にも浮かない装いが完成。
(コーディネートのプライスなど詳細)
【全15スタイルの一覧】≫「真逆で合わせて」見違える「ワンパターンが増える」コーディネートの変え方
