「キレイを保つ5つの習慣」
CARE 1
着用後のブラッシングで汚れやシミの発生を防止
「ホコリが付着していると革に必要な栄養分をかわりに吸ってしまい、お手入れの質が低下してしまいます。あまりはかない靴でも定期的にブラッシングをするのがいい」(石津さん)
CARE 2
カビの発生を防ぐため1度はいたら中2日はあける
「1度はいた靴はそうでもないと思っていても湿気がこもっているものです。お気に入りのシューズでも毎日はかず、完全に乾いてから着用するようにしてください」(小坂さん)
CARE 3
シューキーパーは服でいうハンガーの役割
「見落としがちですが、収納時にシューキーパーを靴に入れるだけでより長くはけるようになります。すぐに用意できないときは最低限、新聞紙を丸めて入れましょう」(小坂さん)
CARE 4
毎回靴ベラを使用することでダメージや形くずれを防ぐ
「はきやすくするだけでなく、靴のかかと部分の傷みも軽減してくれるので必要不可欠。革靴だけでなくキツいヒールやスニーカーにも使うことで、靴ずれを防げることも」(石津さん)
CARE 5
週に1度の防水スプレーにより油分汚れからも守る
「水をはじくことに目がいきがちな防水スプレーですが、ホコリや油分を含んだ汚れからも保護してくれます。雨にぬれたあとは効果が弱まるので、しっかり吹きかけて」(小高さん)
【取材した方々のプロフィール】
コロンブス 小高公次さん
皮革関連業態に100年の長きにわたり、靴仕上げ剤・靴クリームを提供してきたコロンブスの企画部に所属。靴磨きの講師として幅広く活躍。
R&D 小坂遼太郎さん
シューケア商品の専門商社として40年以上業界をけん引してきたR&Dの営業企画部に所属。ヨーロッパ伝統のシューケアアイテムを熟知。
ルボウ 石津麿美さん
フランスの高級シューケアブランドSAPHIRをとり扱うルボウの営業部に所属。高価な靴にも安心して使える製品やケアに精通している。