服だけでなく、足元までラクに過ごしたい日もあるのが本音。とはいえスタイルよく見えることも必須条件。そんなわがままにこたえるべく、ヒールがなくてもバランスよく仕上がる、着まわし力に長けたスカートをリサーチ。
☑≫稼働率の高いローファーのようなサンダル【5選】ボトムに悩まず履き回せる「横幅をおさえたスリムなデザイン」
ぺたんこ靴でラクして整う
「スカート選びの着眼点」
ワードローブに欠かせないスニーカー、ローファー、パンプス、ミュール、サンダルを軸に、スタイルよく見えるシルエットを追求。足首が見え隠れするくらいの丈感を必須条件に選んだ、スカートの特性とスタイリングパターンを披露。
【着回すスカート】
「重め・腰位置高め」黒ボリュームフレアスカート
贅沢に使われたタイプライター生地が、迫力あるAラインを形成。ギャザーのフレアもドレッシーというよりどこかモードに。ウエスト高めなら、ヒールに頼らずとも脚長効果が期待できる。
001.SNEAKERS
「ウエストマークありきでスニーカーを」
ボリューミィなボトムと調和を図るように、アメスリぎみのコンパクトなタンクをタックイン。腰位置を上げて見せる、ベルト使いが役立つ。
スニーカーでもスタイルアップのポイントは腰位置が上がって見える工夫。ハイウエストや、足元に肌感の出るクロップド丈のパンツが適役。
002.SANDALS
「黒の重みを肌感でセーブ」
ほのかな光沢をはらんだシルクキャミとの質感の微差を生かした、黒のワントーン。グレーシャツを腰巻きすれば、上下の境界も鮮明に。
靴まで統一した潔いALLブラック。きゃしゃなキャミと波長を合わせたバーサンダルが、ストイックな黒の隙づくりに一役。
003.LOAFERS
「重厚感と抜けをほどよく両立」
涼しげな白とつくるモノトーンスタイル。わずかに軽さが出せるブラウンローファーで親しみやすさをプラスし、好感度高く。
甲までおおう紳士なローファーで、白と黒の硬派な印象はくずさず渋さを加算。バッグもモノトーンのゼブラ柄で統一しバランスよく。
004.MULES
「ヌーディな先細トゥで引き立て合う」
素足のような抜けが期待できるミュールで、濃厚配色を引き算。ルーズかつラフな上下に足元で、女性らしさを引き出した好例。
ぺたんこでも足元をシャープに見せる細長いフォルムのポインテッドトゥ。スエード素材のミュールは秋口にも活躍。