毎シーズン「デニムから」ワードローブ作りを始めるという人も多いスタイリストたち。「よく穿くデニムに似合う服=出番の多いアイテム」という彼女たちのセオリーをもとに、選ばれた「長続きする小物」は?
【スタイリスト・樋口かほりさん】
GISELeの表紙をはじめ、多くの特集を担当する樋口さん。手がけたデニム企画は毎度反響が大きく、自身も週5ではくときもあるほどのデニムフリーク。
小物選びの基準は「デニムに合うかどうか」
「デニム好きというのもありますが、デニムに合う=だいたい何にでも合うというのが私的法則。デニムは定番ですが、それぞれ個人の好みがより色濃く反映されているアイテム=合わせる服や小物も引き寄せやすい、とも言えます。
たとえば私の場合、デニムに合わせてブーツを春っぽくはきたいことが、これからのワードローブづくりの原点。デニムを重く見せないためにまずは白とアイスブルーのデニムを選ぶことで、季節をつないで、先の季節にも続いていく服も、小物も自然と集まってきます」(樋口さん)
【まずは樋口さんの選んだデニムをCHECK】
ブーツ前提で「淡色・太めのシルエット」
ブルーデニムパンツ 42,900円/マザー(サザビーリーグ) 「デニムの色みは極力軽く、足元の重みをカット。すそを細めにした丸みのある形がポイント」(樋口さん)
「真っ白じゃないからむしろいい」
白デニムパンツ 11,880円/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) 「グレーの糸を使用した、影のある白だから浮いて見える心配もなし。カラーリングも絶妙な1本です」(樋口さん)
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