色数をおさえたりプロセスを減らしたり。そぎ落とす工夫により、1つのコスメを深く楽しむアイディア。今回は目元のフレームを強化するのに欠かせなかった「マスカラをつけない」アイメイクの新手法をご紹介。
「マスカラを要さない」目元の影
まつ毛とまつ毛の隙間を埋めるように。下まぶたのキワをアイシャドウで埋めたら、長いまつ毛に頼らずとも目力アップ。引き締め役のダークカラーにモード感が漂い、マスカラには出せないハンサムなまなざしに。
【USE ITEM】
下まつ毛の「間」を埋めるだけ。ほかは引き算で完成
a.レ キャトル オンブル 322 8,360円 きつくなりすぎないのニュアンシーなグレーシャドウ。 b.スティロ オンブル エ コントゥール 08 4,950円 ぼかせばアイシャドウとしても活躍。クリーミィな使用感・赤みを感じるアイライナー。 c.ルージュ ココ フラッシュ 53 5,500円 かわいげのある、つややかでヌーディなベージュのリップ /以上シャネル
【HOW TO MAKE-UP】
1_眉の下あたりまで、アイシャドウaの1を薄くのばして自然な陰影をメイク。
2_上まぶたにはアイラインを引かず、下まぶたのキワにだけbでラインを描く。まつ毛とまつ毛の間の肌色を埋め、目尻には少し多めに色をのせるのがコツ。
【FOCUS】
同じブランドだけで完成させる
「1つのブランドでそろえることも、メイクを簡単にするための方法の1つ。同一のコンセプト、女性像の下でつくられているから、求める雰囲気に近づきやすい。同じブランドで固めれば旬のカラーメイクもちぐはぐにならず、整えやすいと思います」(担当ヘアメイク・木部明美さん)