服のプロたちが「試着でやっていること」
色やシルエットの幅が広く、丈やサイズの正解もつかみにくい…など、納得のいくものと出会うまで、意外と時間を要することも多いデニム。そこでデニム好きのスタイリストや、長年デニム選びに深く携わるショップスタッフなど、プロたちに徹底取材。理想の1本に最短距離でたどりつくための「見どころ」を詰め込んでご紹介します。
首でサイズが分かる?

サイズ展開が多くて迷ったときははき口を首にまわし、端と端がちょうど届く長さで選んでみて。ウエストの横幅と首まわりの長さはほぼ同じなので、大体のサイズがわかる裏ワザです」(Gap新宿フラッグス店・赤井さん)
ボタンフライとジップで変わること

「ボタンフライは強度が高く、とにかく丈夫です。はき込んでいくと色落ちしてフロントボタンのあたりが出るので、デニムならではの無骨さや経年変化を楽しめる点も魅力。一方ジップは開閉のしやすさが抜群。買ったばかりのかたいデニムでもストレスなく着脱可能です。またウエストまわりのおさまりがキレイなので、より上品な印象に」(Levi’s®原宿 フラッグシップストア・勝冶さん)
まず後ろ姿をチェック。
ラインの美しさとポケットの位置確認

お尻のボリュームや生地の余り方、肉感など、意外と前からより後ろから見たときのシルエットが気になるデニム。選ぶときは「ウエストではなくヒップを基準にする」のがおすすめ。ウエストで合わせて小さいサイズのデニムをはくと、お尻の丸みがぺたっとつぶされて、後ろ姿があまりキレイに見えないことも」ゆるめで探していても、ワイドより太めテーパードのほうが体型的にしっくりきたり、ストレッチが強いものはなじむのを見越して少しきつめにしたり。比べてわかることも多いため、「2スタイル・2サイズ」は試してほしいところ。(スタイリスト・塚田綾子さん)
Levi’s® TAILOR SHOPでは古着でもお直しの相談可能
「原宿 フラッグシップストア、新宿店、大阪店、福岡天神店に併設のテーラーショップでは、デニムのカスタマイズやリペアが可能。ポケット位置の微妙な調整や、テーパードやフレアにするなど、シルエットを変えることもできます。リーバイス®製品であれば古着も持ち込みOK」(勝冶さん)
デニムのプロが教える「ぴったり似合う」選び方
≫【全6つの方法一覧へ】 「デニムが似合ってる人がやっている」 試着でやっている「6つのこと」
