汎用性の高いプレーンな服を着る日こそ、シンプルの完成度を上げる技を磨くチャンス。デザイン性を生むレイヤードから、華やかさを補う装飾づかいまで。出番の多いトップスに飽きないためにも、あの手この手で見違えを。
重ね方のバリエを増やす「そでの余白をデコレーション」
ジャストサイズのトップスほど、そでに長さやゆとりがないぶんさっぱりと見えがち。インナーやブレスレットで手元を飾り、細部の余白を埋めるのが、「丁寧なオシャレ」をつくるひとテクに。
シャツのそで口を乱して硬派なニットに隙づくり

ライトグレーケーブルニット/SLOANE(ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店) 中に着たグレーシャツ/INDIVIDUALIZED SHIRTS(メイデン・カンパニー) 白ロングスカート/セピエ(コラージュ ガリャルダガランテ 新宿ミロード店) バッグ/ROH SEOUL
ビッグシャツを中に仕込み、そで口を適当にくずす。部分的に飾り気が生まれ、クラシカルなニットの堅さを適度にほぐせる。同色でそろえて仕上がりはまとまりよく。
そでをまくったときに意表をつくレトロなボーダーを中にIN

ネイビーニット/Y(イレーヴ) 中に着たボーダートップス/THE SHINZONE(Shinzone ルミネ新宿店) ブルーバギーデニムパンツ/THE HANDSOME(UTS PR) 茶バッグ/Cambridge Satchel(エスピービー) ローファー/A de Vivre
柄トップスをインナーづかいして、ひかえめなアクセント役に。そでをまくる具合で見せる範囲を調整できるから、ワイドパンツに合わせるときは、しっかりとたくしあげて抑揚を。
トップス・インナー・ジュエリーの関係性
(25スタイル)≫シンプルな服の完成度を高める「手元のコーディネート・オシャレな人の「手首から先」
