キーカラーは「おとなしい色」似合う服もシーンも増えた「キレイで合わせやすい」新配色

どことなくけだるげで、それでいて品がある。アースカラーを筆頭に注目が集まるスモーキーな色み。海や森、アスファルトなど、日常の風景になじむだけに、しなやかにキレイなムードを変えていける。白と黒に匹敵する扱いやすい軸色として、ベーシックを再構築。




【1】「ヴィンテージライクな赤」でゆるめる

ときには着心地を優先してオシャレを休みたいこともあるから。年季が入ったような深みがある、ブラウンと赤の中間的なボルドーを選び、ラクしてもきちんと見える理想のバランスに。




サンドカラーの小物が似合うワークテイストなコンビネゾン

ボルドーワッフルジャンプスーツ/バッカ(ビー エディション ニュウマン新宿店) 肩にかけたベージュニットトップス/SeaRoomlynn べっ甲眼鏡/Ray-Ban(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス) ゴールドイヤリング/アビステ バッグ/MADE IN MADA(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) ビーチサンダル/レインボーサンダル フォー RHC(RHC ロンハーマン) 


今治のタオルメーカーで作成した、ふっくらとやわらかなワッフル生地。けだるげなムードと合わせるように、ジュートやコットンニットの、乾いたベージュで抜けづくり。




【2】「曇ったブルー」でドレスアップ

スマートなのに華やかさもある。正反対のイメージが共存するグレイッシュなブルーは、日常の中で華やぎをプラスしたいときに最適。グレーの延長で使える色だから、正統派な服で選ぶとON/OFF問わず活躍。




フレンチポップな小物で飾りブルーのジャケパンに風格を

ブルーノーカラージャケット、ブルーテーパードパンツ/ともにPHEENY 中に着たグレーリブTシャツ/チノ(モールド) ドット柄スカーフ/ビリティス・ディセッタン(ビリティス) サングラス/CARIN(WTSROOM) 


しっとりと落ちる風合いやノーカラーの、力まず着られるブルーのセットアップ。ダスティカラーとなじみのいいグレーのインナーを選び、アンニュイな雰囲気をあと押し。




【3】「かすれたグリーン」で気さくなハンサム

マニッシュなスタイルにほどよさが加わるオーガニックな配色を利用。なかでもドライリーフのように色あせたカーキのワイドパンツを軸にすることで、辛口な表情を維持しつつ、今らしい脱力感のある雰囲気に仕上がる。




余白たっぷりのカーキデニムが穏やかな色合いに適度な迫力を

カーキデニムパンツ/ナイジェル・ケーボン(アウターリミッツ) 白クルーネックTシャツ/コキュカ(ザ ストア バイシー 代官山店) 手に持ったベージュトレンチコート/ギャルリー・ヴィー(ギャルリー・ヴィー 丸の内店) サスペンダー/ハァウ(ウィム ガゼット ルミネ新宿店) ブラウンバッグ/ZARA(ザラ カスタマーサービス) 白スニーカー/MOONSTAR(ムーンスター カスタマーセンター) 


古着のようなムラ感がありながら、ごわつきなくさらっと心地いい質感。あいまいな色合わせの間のびを防ぐように、白Tを間にIN。カーキパンツは大きめのサイズを選び、シルエットでいっそうメリハリを意識。




(コーディネートのプライスなど詳細)
【全23スタイルの一覧】≫キレイなのにおとなしい「色を使っても浮かれて見えない」カラーアイテムの組み合わせ方