ショートパンツやミニスカートなど、涼しいボトムで脚を出すと途端にバランスが悪く見えることも。履くだけで全体の重量感を上手く整う、夏にも合わせやすいブーツやローファーを厳選。 ※( )内の数字はヒールの高さで単位はcmです(編集部調べ)。
レザーの重みを和ませる「マイルドカラーのブーツ」
ミニボトムの重量バランスを支えられるこれからのブーツは、黒より重たくならないやさしい色みを採用。淡色のスタイリングでも浮くことなく、上質なレザーがクラス感をもたらしてくれる。
知的さをそなえた白ローファー風

ローファーデザインブーツ(5) 49,500円(参考価格)/リュニック エ モア(TOKEN) 足首が細めに設計されていてもたつきにくいため、薄手のボトムにもひびきにくい。
うるおった質感でドライな色

ベージュスクエアトゥブーツ(6) 28,600円/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) 吸いつくようになめらかなレザーで、ベージュをもっと上品に。どんな色とも協調する万能カラー。
ヴィンテージライクな色ムラを楽しめる

ブラウンサイドゴアブーツ(3.5) 34,980円/STACCATO(バロックジャパンリミテッド) 黒とブラウンの中間的な色みで、強気なサイドゴアブーツのボリュームを緩和。
ミニ丈でもバランスよく見える「厚底ローファー」
ラフな装いにもなじむ、かたさのほぐれたデザインの使えるローファーをラインアップ。それだけで重厚感があるから、ショートボトムやタイツ、スキニーなど、レッグラインがあらわになる薄軽アイテムと好相性。
ごつく見えないボリュームソール

厚底ポインテッドトゥローファー(5) 25,300円/ダニエラアンドジェマ 歩きやすくてスタイルアップまでかなう厚底。先細なら大人っぽく、スタイリングになじませやすい。
まじめな顔をしたスポーティ

ローファーモチーフスニーカー(6.5) 25,300円/オゥ バニスター(アバハウスインターナショナル オンラインストア) 一見ローファーのようでソールはスニーカー。知的だけど疲れ知らず。
ワークブーツのようなハイカット

ハイカットビットローファー(3) 30,800円/CAMINANDO(グラビテート) 足首をおおって間のびを防止できるブーツ型。ワイドパンツをかぶせれば普通のローファー感覚で。
適度な重さのまま「スリムになった」新ローファー
パンプスよりも中性的で、スニーカーよりもきちんと感のある、かえのきかないアイテム。お堅く傾きがちなイメージを払拭する、スタンダードから一歩進んだデザインにも注目。
おなじみの形に変化を生むマットな黒

タッセルローファー(2) 12,980円/HARUTA ボトムの印象を左右しないミニマルな形に、ツヤ感をおさえたレザーで黒の迫力をマイルドに。紳士的なムードの漂うタッセルつきで、シンプルな中にハンサムな味つけが可能。
こっくりしない縦長キャメル

キャメルコインローファー(2.5) 17,930円/A de Vivre ローファー特有の丸みや重みをそいだスタイリッシュな形。ワイドパンツなど、ルーズな装いのバランサーとして活躍。サイドのさりげないゴールドが足元のクラスアップにひと役。
ブラウンにかわる渋さのあるグリーン

グリーンコインローファー(2) 34,100円/G.H.BASS(G.H.BASS TOKYO) 黒のように落ち着きのあるグリーンは、単純じゃないこなれたクラシックムードを上乗せしてくれる。はき続けるほど味が出て、経年変化を楽しめる上質レザー。
端正な先細で柄の強さをセーブ

パイソンローファー(1) 16,500円/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) 白ベースのパイソン柄でりりしさを表現。トラッドなアイテムだからこそ、辛口な柄が硬派に転じてほどよいエッジに。
親しみやすいデニムライクなブルー

ライトブルースエードローファー(2.5) 18,920円/A de Vivre 色物の中でも手を伸ばしやすく、聡明さのあるグレイッシュなブルー。フリンジつきで適度な遊び心も加えて。
黒が華やぐレディな3要素

ビットヒールローファー(4) 25,300円/卑弥呼 ヒール、先細、ビットつきでエレガントに装えるデザイン。横幅もおのずと細く見えるから、スレンダーな足元へと導いてくれる。
心地いいリネンでリラックス

リネンローファー(1.5) 12,650円/ル タロン(ル タロン 有楽町マルイ店) ビットとレザーで重みを足しつつ、この時期らしいライトな色と質感。かかとをふめばもっとラフに。
足元に宿すまっ白の清潔感

白ストラップローファー(1.5) 79,200円/HEREU(ショールーム セッション) 迫力のあるよどみない白は、さし色的な立ち回りが可能。ソックスとのカラーリングも楽しめる。
アンティークなコインつき

スエードコインミュールローファー(1.5) 14,850円/ル タロン(ル タロン 有楽町マルイ店) コインが半分だけ顔を出したひとクセあるデザイン。高級感のあるやわらかい牛革を使用。
短め丈のスパイスとなる「重めの足元」
さっぱりとしがちな短め丈にこそ、肌を隠せてボリュームまで補えるレザーのブーツやローファーが最適。ワーク風の黒で選ぶと辛口な要素、女性らしい細身フォルムを選べばスマートな要素がそれぞれ加わり、ショートパンツのやんちゃな印象も軽減できる。
足首にフィットしながらボリューム感も残せる

足首まわりがすっきり見える厚底ブーツなら、ショートパンツともバランスがとりやすく、スエット素材もきりっとした面持ちに。着脱しやすいサイドゴア仕様もこの時期にはとくにうれしい。
カジュアルを品よくまとめる「ほっそりした黒レザー」

どう着てもスマートに整う白+ネイビー+黒のカラーリングなら短い丈も臆せず試せる。かっちりしたミニバッグとプレーンなブーツを黒レザーでまとめれば、大きめのロゴでラフに傾いたテンションもキレイに引き締まる。
一気にレディに傾ける「黒のピンヒール」

カジュアルなパンツにキレを加える目的で先の鋭いピンヒールブーツを再稼働。シャープな黒を足元に置くことで、大きく開いたUネックのロンTもゆるく映らず、肩に羽織ったジャケットの抜けとして上手く作用。
映えるブラウスを「浮かせない」

首まわりにタックを寄せた広がるブラウスのボリューム感とつり合う足元として、ブーツをセット。サンダルやパンプスでは出しづらい、「欲しい重み」だけをおぎなえるのも大きなメリット。
マリンスタイルを大人に格上げ

夏らしいボーダーとショートパンツの組み合わせをシックに高める足元の黒レザー。トップスが王道アイテムだから、変形ヒールなど凝ったディティールで選ぶとシンプル以上のルックスに。
テイストMIXも正しく整う「ソックスとローファー」

かっちりとまとまるソックスとローファー合わせでMIXスタイルを正統派なイメージに着地。レディにもメンズにも似合うブラウンローファーが、要素を重ねたコーディネートを上手くまとめてくれる。
見た目も着心地もクール

上はトラッドなチルデンニットなのに“優等生”になりすぎないのは、合わせたボトムがしゃかしゃかとしたアクティブなショートパンツだから。真逆のテンションを掛け合わせることで、まじめなモノトーンに個性をもたらす強さを加算。
高めのヒールで重心をアップ

つま先部分のソールは薄く、かかとは高いタイプを選ぶと、ソックスがなくとも脚がすらっと見える場合も。ひざ上丈のショートパンツから足先まで潔く脚を出しすっきり見え。
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