オシャレな人は「赤が上手い」シンプルだけど差がつく「着方のテクニック」

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赤の上手な着方「赤が似合う服」まとめ

1色あるだけでコーディネートが華やぐ赤は、ともすれば影響力の強い色ともいえる。その強さを有効利用し、装いをいい方向へ転じさせる「赤と相性のいい服とその着方」をひとまとめにしてお届けします。



1枚系は「かさっとした質感」で

赤タックフレアワンピース 65,780円/サヤカ デイヴィス(ショールーム セッション) ベージュパンプス 34,100円/FABIO RUSCONI(伊勢丹新宿本店 本館2階 婦人靴)


涼し気なリネン素材のワンピース。ナチュラルな風合いが赤の発色を適度に抑え、悪目立ちしないけれど目で追ってしまうような絶妙な色合いに。胸下すぐの切り替えラインのおかげで、自然と脚が長く見えるスタイルアップも担うデザイン。


【POINT】色みに強さがあるぶん、広がりのないコクーンシルエットでシックな見た目に。立体的なタックは全体に抑揚をつけるとともに、腰まわりのハリをごまかす役割も。



いつもの白Tを深みのある赤に更新

つまりぎみのクルーネックで、赤のニットTも上品。合わせるデニムもコンパクトにすると、大人びた甘さに仕上がる。小物にも赤を散らして、フレンチシックなイメージを。



すっきりした黒を頼りに「赤ボーダー+

定番中の定番・ボーダーTシャツ。見慣れた柄だから赤はもちろん、どんな色でも「王道」の枠からはずれない。その安定感にあやかって、ボトムも短く冒険を。



気どって見えないチノと一緒に

洗いざらした古着のようにソフトな風合い。表面のニュアンスによって装いに奥行きが出るうえ、チノの無骨な雰囲気が和らいでよりはきやすく。赤とベージュをバランスよくつなぐ、レトロなブラウン小物を合わせて。




浮かれすぎない「赤のレタリング」

白ジャケット 41,800円/エルニ(ノーブル 有楽町マルイ店) 白ロゴTシャツ 7,480円/グッドロックスピード(スピック&スパン ルミネ有楽町店) 黒ショートデニムパンツ 16,500円/ROLLA’S(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) 時計 7,150円/CASIO CLASSIC(カシオ計算機 お客様相談室) バッグ 6,600円/サンディニスタ(トゥー・ステップ) ソックス 1,790円/ザラ(ザラ カスタマーサービス) パンプス 161,700円/ピエール アルディ(ピエール アルディ 東京)


ニューヨーク市公式ブランド「NYC」とのコラボTシャツ。アーティなレタリングのややかすれた赤は、1枚でヴィンテージライクなムードを引き連れるとともに、適度な量の差し色としても有効。青でもグリーンでもなく赤だから、レディな服装とぶつけてもケンカしない。



デニムの安定感を味方に「軽い赤と重たい黒」

素肌にまとったニットベストと黒スキニーで重+軽をバランス調整。一見センシュアルな赤の着方も、ロングブーツにデニムをINしたハードさに中和され、すぎない女らしさに着地。



赤と白があるから「気だるくオーバーサイズ」

装いを引き締め、きちんと見せる赤と白のストライプシャツなら「きちんと着ない」でも成り立つ。ボタンを途中までとめたBIGシャツをパンツの外にアウトして、無造作に着くずすくらいが強さのある赤+白にちょうどいい。



1枚で絵になる「赤のテーラード

女性らしさも引き立つミニマルな1つボタンジャケット。ジャケットにダメージデニムを合わせた王道的な組み合わせも、赤で鮮度が格段にアップ。



サンダル+ソックスでショートブーツ風

実は引き締め効果の高い赤をソックスで効かせる。足元に小さく赤が入るだけで、全体がシャープに整いきりっと仕上がる好結果に。頭に巻いたスカーフやバーサンダル、バッグの持ち手など随所に黒を散らしてドレス感も上乗せ。



スカートは「白でも黒でもなくネイビーと」

ネイビーニット 39,600円/ロンハーマン 赤スカート 47, 300円/ebure(LITTLE LEAGUE INC.) パールイヤリング 13,200円/アビステ バッグ 60,500円/MIUUR(ショールーム セッション) ローファー 16,390円/A de Vivre


ハリのある赤スカートを日常に引き寄せる、落ち着きをもったネイビーニット。ボリューミィなスカートに、冷たいダークカラーを効かせることでメリハリがつく効果も。



スウェットを脇役に「インナーにとどまらない赤タンク」

赤のタンクトップと引き換えに他は極力シンプルを徹底。スウェットならタンクトップのカジュアルな印象はそのままに体形カバーを実現してくれるから、タンクを主役にしたいときには使いたい手。



テンションを変えて「落ち着いた赤とフレッシュな赤」

ジャケットにキャップをかぶったボーイッシュなスタイリングにクラシカルなムードをかもす、深い赤のレトロな色み。わずかに明るい赤ロゴTをインナーに採用して、キャップと色をリンクすると、さらにまとまりよくとり込める。



構築的なフォルムを赤いサンダルで甘口仕立てに

深みのあるカーキと立体感のあるシルエットで、ニットワンピースも都会的。赤のストラップサンダルで愛嬌を加え、ウエストからたっぷり広がるモダンな1枚を親しみやすく。



柄をひろって引き締める

赤×アイボリー花柄ワンピース 29,700円/ヌキテパ(パサンド バイ ヌキテパ) 腰に巻いた赤スエット 23,100円/SEA(エスストア) サングラス 42,900円/プロジェクトプロダクト(エディット フォー ルル) 赤ソックス 2,640円/HOiS UM バッグ 8,590円、ミュール 7,990円/ともにザラ(ザラ カスタマーサービス)


やわらかいコットンにかすれたボルドーの小花柄がやさしい雰囲気。五分そでや高めのウエスト位置、ドラマティックなフレアのシルエットも相まって、ノスタルジックな面持ちに。スエットやソックスで赤をひろって、装いにアクセントを。



「スマートな白」でキレよく調整

白ジレ 44,000円/デ・プレ 赤タンクトップ 9,900円/RHC(RHC ロンハーマン) ブルーデニムパンツ 31, 900円/KUME サンダル 29,700円/TSURU By MARIKO OIKAWA


シャープな印象に直結する白いジレを羽織り、スタイリング全体をシンプルに整えて。白でそぎ落としたことにより、赤タンク×デザインデニムの絵になる服の組み合わせがキレイめにまとまる。インナーを気にせず重ねやすい深いVネック。



ピッチ細めの赤ストライプをざっくりと

ストライプながら、くすんだ色味で取り入れやすい。すそを巻いてあえて「なつかしさ」ただようスタイルに。バッグも赤を起用し、シャツと濃淡をつけた配色でシャツ&ブルーデニムのシンプルな装いにひと工夫。



ダメージデニムを仕込んで高発色の赤をカジュアルダウン


 
ぶかっと着られるビッグサイズのワンピース。発色のいいトマトレッドのすそからほつれたデニムのぞかせれば、面積の広いソリッドカラーの印象に引っ張られず、気負わないルックスに好転。



シンプルな黒ワンピのパレットに赤を散りばめ

黒ワンピース 12,100円/Ungrid 腰に巻いたストライプシャツ 39,600円/INDIVIDUALIZED SHIRTS(メイデン・カンパニー) シュシュ 11,440円/Jennifer Ouellette(ZUTTOHOLIC) バッグ 22,000円/バナナ・リパブリック スニーカー 6,380円/コンバース(コンバースインフォメーションセンター) 

ストレスフリーな黒ワンピを、目を引くストライプシャツでメリハリよく。スニーカーと色を合わせてスタイリングに一体感を。



ボリュームのあるそでを引き締めるキレのいい細身の赤

白ブルゾン 55,000円/A VACATION(ノーベルバ) 赤リネンスカート 11,900円/Gap バッグ 24,200円/YAHKI(ヤーキ オンラインストア) シューズ 19,800円/ダニエラアンドジェマ

コンサバなイメージのタイトスカートは、派手な色でモードに見違え。大胆なフォルムの白ブルゾンに、タイトな赤スカートという緊張感のある組み合わせには、ムダをそぎ落としたミニマルな黒小物を投入。色と形の主張をセーブする調整役に。



コンパクトな形のトリコロールで品のいいフレンチルック

赤アンサンブルニット 19,800円/emmi(エミ ニュウマン新宿店) 黒デニムパンツ 36,300円/マザー(LITTLE LEAGUE INC.) バッグ 14,300円/TSURU By MARIKO OIKAWA ソックス 1,320円/タビオ シューズ 12,980円/A de Vivre 


ジャストサイズのかしこまったアンサンブルを、黒デニムでフランクに方向づけ。バレエシューズには白ソックスを合わせて、クラシカルなムードを助長しつつ赤と黒の重みを引き算。