快適に過ごせることは必須条件。そのうえさらに、自分をよく見せてくれるポイントがあるTシャツこそ、これからのワードローブに欠かせない存在に。
【着回すアイテム】 「欠点のない」白黒Tシャツ


半そでTシャツ 6,270円/GISELeオリジナル 着ていて気持ちがいいのに透けにくい生地、ボトムのシルエットやテイストに左右されることなく、アレンジも効く使い勝手のよさ、ぴったりせずともすっきり見える体型カバーにも優れたシルエット。
今年は「綿100%の日本製」はそのまま、生地をもう少し透けにくく上質なものへとアップデート。肌当たりはいいのにヘタレにくく、カジュアルな日はもちろん平日にも向く微光沢な風合い。身ごろとそでをつなぐステッチをあえてなくしたなだらかなショルダーラインは、キレイめな印象だけでなく体から浮きにくくなり、ゆるめでも「しっくりくる」見た目を実現。
Tシャツ+デニムでエレガント

着方にも変化をつけてシンプルな1枚に個性を加算
結果落ち着く、王道カジュアルな組み合わせ。もたつきのない形とリュクスな質感のTシャツとならラフに傾かず洗練度がアップ。Tシャツのそでをひと折りして、すそは片側だけIN。プレーンな白Tに動きが生まれるアレンジで、レイヤードに頼らず着慣れたワンツーを凝った印象に。
リゾート柄を大人っぽく

適当にINしたニュアンスも柄をなじませるポイントの1つ
Tシャツにツヤと落ち感があるからリラックスというよりエフォートレスに。テンション高めな柄をぶつけても、ポップにならずトーンダウンが可能。白だとさわやか、黒で選べばさらなる落ち着きが加わりナチュラルな小物で盛っても冷静なまま。柄も黒ベース+おとなしいシルエットでまとまりを強化。
まとわりつかないIライン

レギパンで気になる腰まわりを長めの丈でそれとなくカバー
そでや身ごろにはゆとりがあるから、スレンダーなボトムも臆せずはける。ツヤを感じる風合いも手伝い、細身を貫いても力の抜けた仕上がりを約束。お尻のラインは隠しつつ、脚は長く見せられるサイドスリット入りの前後差丈。体に沿うような肩の丸みが抜け感として作用。
質感で遊ぶ

ニットライクなフリンジがリラクシーな上下のアクセント
どんなものとも調和を図れるTシャツを味方に、ボトムで特徴的な質感を投入。季節に逆行したぬくもりもTシャツとなら今に適したバランスへ着地。締めどころをつくらずともメリハリがつく、質感のコントラスト。ワイドパンツにボリュームがあるから、そでだけ少しまくり、Tシャツはミニマルにアレンジ。
品のいいスポーティ

清潔感ただよう白一色に小物でムードを上乗せ
動きやすくてストレスフリーなシルエットながら気品を保てるモノトーン。スポーティにまとめても、やんちゃさはひかえめ。カラフルな色がくどくならない白の持ち味。
力の抜けたきちんと感

丸みを帯びたTシャツでハンサムな装いの強さを軽減
ステッチを極力目立たせず、形にもしなやかさを投影させたことで、Tシャツながらブラウス的な活躍にも期待。「無理なくキレイ」を実現。セットアップ自体もまろやかなグリーンを選んで、穏やかに。
スマートなぶかっと感

パンツからスカートに変えてTシャツ×スエットを品行方正に
素材もシルエットも心地よさ重視でまとめた上下に、Tシャツのデザインによってメリハリが誕生。テクニックに頼らずともだらしなさとは無縁。パンツだとご近所感が出やすいスエットは、すそにボリュームがある華やかなフレアスカートでクラスアップ。よけいなだぼつきが一切なく、ほのかなツヤを放つTシャツのルックスと相まってひと味違うカジュアルが手に入る。
デニムをきちんと見せる上品な質感
キレイに見せてくれるフォルムと色みにこだわって鉄板の組み合わせをマイナーチェンジ。「不のないTシャツ」との合わせならデニムの美脚効果もさらにアップ。
〈WHITE〉白と濃紺のコントラストで「細見え・脚長」に。フレアシルエットを気張って見せない、Tシャツの丸み。すそはINしてすっきりと。 〈BLACK〉ハイウエスト&タックインに適した丈感が王道スタイルに洒落感をプラス。淡いブルーと合わせれば、黒のシャープさが引き立つ結果に。
かしこまらずに知性を求める
好感度は欲しいけど、かっちりしすぎるのは避けたいところ。ストレスフリーなTシャツを軸にすれば、正統派なアイテムを合わせても適度な脱力が可能。
〈WHITE〉旬のオーバーサイズのシャツのインナーに。白を差すことでぶかっとフォルムに軽さを。 〈BLACK〉細身スカートを端正かつ力みなく。Tシャツのほどよいゆるさとドライなリネンが、スカートの緊張を緩和。ひと折りしたそででラフさを調整。
カドのない辛口LOOK
引き続き注目を集めるワークテイスト。Tシャツの曲線やしなやかな質感の女らしさが、無骨なテンションを緩和。
〈WHITE〉タックINで強調される、Tシャツのなだらかなショルダーライン。ゆるい上下で印象づくくびれたウエストや、足元のきゃしゃなヒールが女らしさをアシスト。 〈BLACK〉しなやかな黒Tがタフなモノトーンをやさしく誘導。ナイロン自体もフェミニンな白を選択。黒でつなげたインナーは、Tシャツに陰影がつくことで単調さを回避。
鮮やかなさし色
どんな色も受け止めてくれる白黒Tをいいことに、シンプルになりがちなこれからの装いを飾る色の足し算を。服か小物か、とり入れる面積も重要視。
〈WHITE〉首元&すそからのぞくフラットな白で派手さを引き算。重ねても埋もれない、ネックのつまりと長めの着丈。 〈BLACK〉黒でそろえた上下の足元だけに明るいイエロー。白よりも黒とのほうがコントラストが目立ちやすいから、色は小物で使うくらいが得策。加えて装いも、Tシャツのすそを出してパンツとつなげたミニマルなオールインワン風で、ごくシンプルに。
クリーンにヴィンテージ
さらっとしたTシャツに深みや奥行き、味わいを足せる古きよきアイテムとの組み合わせ。洗練度の高い白黒Tとなら本格的になりすぎることなく親しみがわく。
〈WHITE〉白多めならライトに楽しめるクラシックなジャケットと。フランクにはおれるニット素材で、今っぽさも意識。 〈BLACK〉風格のあるツイードパンツでマニッシュに。
好感度高くリラックス
濃淡をつけてパキッとした白&黒を穏やかに見せつつ、心地よい素材のボトムでさらに過ごしやすく。ただし、ゆるすぎないシルエットで品はキープ。
〈WHITE〉コットンのベージュスカートとともにIラインシルエット。肌ざわりのいい綿100%、伸縮性のあるスカート。ゴムウエストで、細身とはいえ着心地は快適。 〈BLACK〉ハイウエスト&先細のニットパンツを黒でさらに引き締め。黒Tがソフトに変わる、ニュアンシーなグレー。
ブルーデニムの更新に
カットオフのはき口とタックでハイウエストに抑揚づけ
タックインしてできる、曲線を強調するもものふくらみは、細身のショートブーツとも好相性。はき口のさりげないダメージ加工がベルトがわりのアクセントとなり、淡い上下を自然に引き締め。
メリハリのあるワントーン

黒にさらなるキレをもたらす深スリットとサスペンダーの飾り
細身スカートにTシャツのすそをタックインしたスレンダーなシルエット。スカートのフロントに入った鋭いスリットや、サスペンダーのおかげで黒の無地でスリムに徹しても単調さはなし。足元も黒で統一。
気楽にヴィヴィッド
カジュアルな白を間にはさみ鮮やかな色をドレスダウン
カットソーのしなやかな風合いと相まったやさしい白が派手さを中和。近い色のパンツで色数をしぼればいっそう落ち着いた印象に。すその前後差が効いて、キレイめにまとめても親近感。
モードな柄の整え役

かすれたような太ストライプがモノトーンにムードを加算
柄に主張があるぶん、Tシャツはすそを出しつつそでをラフにまくってニュアンスづけ。リネンのざらっとした風合いによって太めの柄でも強さが出すぎず、街でもリゾートにも合う装いが完成。
ゆるさを残してIライン
素材の落ち感とハリを活用し締めつけることなく細身を創生
身ごろとそでの切り替えがないぶん幅が出にくい白Tと、ナイロンのハリで縦を強調。そでもロールアップしてミニマルに。
ルーズに見せずリラックス

体の線をカバーできるTシャツを味方につけてスキニーを再稼働
後ろが少し長いぶん、スキニーの気になる腰まわりも自然とカムフラージュ。+シアーシャツでさらに目くらまし。
夏に向く柄に挑戦
マーメイドラインの大粒ドットがラフな白Tをレディに昇華
柄の中でもクラシックな雰囲気をかもすドットは、白多めでまとめてさわやかに。ショルダー部分がなだらかな曲線を描くTシャツのシルエットが、スカートの女性らしい雰囲気をあと押し。
穏やかにカラーブロック

濃淡をつけた2色のグリーンでサンドして黒の印象をやわらかく
濃淡を変えた同系色なら黒も含めた3色づかいも簡単。