デニムの懐の深さにあやかって、いつもなら少し勇気のいる「甘さ」を一点投入。すると、「男前なレディライク」「キレのいいフェミニン」といった、新しい景色が見えてくる。はきなれたデニムだからこそできる、ほんのちょっとの自分革命。
Chapter 01
「センシュアルな白」から始める
デニムにいちばん似合う色。まちがいない”白”からまずはトライ。レースにフリル、ギャザーなど、甘さレベル高めのアイテムも、白×デニムならスタンダードの域を超えない。
TULLE LACE TOP ｜ 可憐さすら、ちょうどいい
繊細可憐なチュールレースと着古し感のあるデニムの組み合わせ。ロマンティックヴィンテージと称するにふさわしい、大人ならではの甘さがここに。
コットンチュールブラウス 46,000円＋税／Bilitis dix-sept ans（ビリティス） スリムストレートデニムパンツ 12,000円＋税／Lee（リー・ジャパンカスタマーサービス） サングラス 35,500円＋税／Garrett Leight CALIFORNIA（コンティニュエ） ビーズバッグ 9,800円（税込み）／Long Beach OMOTESANDO アンクルストラップパンプス 69,000円＋税／フリーランス（ストックマン）
FRILL ONE-PIECE ｜ “広範囲な白”はデニムではさむ
このときのデニムは、甘さに満ちた白いワンピースをいつもどおりのマインドで着こなすがための脇役。Gジャンとデニムパンツで甘さをはさみつつそぎ落とす。デニムだからこそ着られる白もある。
Gジャン 25,000円＋税／Levi’s(R) Authorized Vintage（リーバイ・ストラウスジャパン） キャミワンピース 20,000円＋税／MLM LABEL（ジャック・オブ・オール・トレーズプレスルーム） デニムパンツ 16,000円＋税／モナーム（カイタックインターナショナル） 首に巻いたバンダナ 3,800円（税込み）／Long Beach OMOTESANDO シルバーバングル 9,000円＋税／CITY（ステュディオスウィメンズ新宿店） ゴールドバングル 5,900円＋税／imac サンダル 7,900円＋税／CAMILLE BIS RANDA
CHIFFON BLOUSE ｜ つやめく”とろみ”＝ラフなのに上品
きゃしゃなボディラインを演出するとろみ素材に女の品格を高めてくれる光沢。１枚でフェミニンなイメージに速攻アプローチするブラウスで、”デニムなのにキレイ”。
ラウス 46,000円＋税／Vince（Vince 表参道店） ブーツカットデニムパンツ 23,000円＋税／SALT＋JAPAN ローファー 11,800円＋税／MOUSSY（バロックジャパンリミテッド） 合わせるデニムは色落ち感や凹凸感のないクリーンなタイプがベター。ブラウンのローファーで、足元に重さを残したのもポイント。スタイリッシュにまとめすぎないほうが、女の余裕も薫るというもの。