Tシャツが持つ隙や軽さを逆手にとれば、いつもと違うメイクのハードルも越えられる。そんな仮説をもとに、Tシャツと顔まわりの相愛な関係を研究。どう着ても心地いいからこそ、メイクくらいは「楽に逃げない」。新しい表情を連れてくる6つの提案。
①
RED+COLORLESS
WEAR:ドライな強い色のTシャツ
MAKE-UP:肌からにじむ「生っぽさ」
Tシャツならではのドライな風合いのバランサーとして真っ先に指名したいアクセサリーがわりを担う「クリーンな肌」。色は引き算して、適所に「あるべき光」を仕込むだけ。目元はアイカラー、下地はマストといった既成概念もこの際パス。とことんミニマムがいい。
無地Tのドライな生地に相反するツヤ肌。
色に頼らず質感だけで整える
【使用コスメ】
A_インテンシブ スキン セラム ファンデーション 3 (SPF40・PA++++) 30g 6,900円+税/ボビイ ブラウン つやめく肌に整える。B_アプソリュ ゴールデン プライマー 15mL 10,000円+税/ランコム 22Kゴールドのパウダー入り。C_ rms beauty ルミナイジングパウダー(限定) 10g 5,000円+税/アルファネット 微細な光の反射が美しいハイライター。
HOW TO MAKE-UP
☐ベースはリキッドファンデAのみ。唇と顔中心のくすみをとばすだけにとどめ、肌の「生っぽさ」は消さない。
☐ほお骨のトップから角度をつけて金粉入り下地Bをオン。ファンデと下地の順番を変えることでツヤがよりきわ立つ。
☐アイホールと下まぶた全体にハイライトC。つける位置、順番といった常識をくつがえすことで「熱量ほどほど」の光沢カラーレスメイクが成立。