どう合わせても「力まずキレイ」な白とベージュだからこそ、差をつける工夫が必要。着方に方向性を定めることで、やさしい2色の完成度が上がる。そんな考えから導かれた、2パターンのコーディネート構想をご提案。
1.ベーシック服の中で「メリハリ」をつける
やさしさを物語る半面、ときに体型に影響する白ベージュの淡い配色は、定番アイテムの折り目正しさに頼ることで、メリハリづけに成功。力まずキレイな雰囲気を守りながら、スタイルアップできる3つの実例。
【ボーダーとデニム】→柄で白の輪郭を明瞭に
王道の組み合わせもニュアンスカラーで軽妙に
膨張が気になる白デニムも、濃いベージュを配したボーダーによって輪郭をクリアに見せられる。やわらかな2色の範囲内だから、ボーダーもカジュアルすぎず品のあるムードに。
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【リブトップスとフレアスカート】→フィット&フレアを配色でやさしく
オール白に近い配色を律する
華奢なくびれとフレアの対比
腰まわりをすっきりと見せ、脚長を演出するスカートのウエストライン。ややコンサバな組み合わせに対して、白っぽいベージュでつくるミルキーなワントーンなら今季らしい「心地よくキレイ」を簡単に実現。ブラウントリムのトートバッグが最適な締め役に。
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【Tシャツとスラックス】→ベルトのひと手間でさらに美脚
白Tとスラックスに好相性な
メンズライクな小物で知的に
小物づかいの完成度も腰位置も引き上げるレザーベルトの効能で、ラフな白Tシャツもきちんと。アイウェアやローファーなど、小物もトラッドなもので揃えてバランスよく。
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