映画好きのプロたちが「インテリアの参考にした映画」【3選】模様がえのヒントになった見どころ

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見どころは「リビングのインテリア」


パステルカラーで統一された空間やアンティーク調の家具など。映画やドラマに出てくる部屋は登場人物のキャラクターを表現するのに欠かせない要素なだけに、インテリアのアイディアがつまっている。そこで、映画&ドラマ好きに聞いた、「見たあとにインテリアを見直したくなる作品」を調査。

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ROOM.1
田舎にある素朴な家を表現


「ウッド素材のものが多く、あたたかい雰囲気です。電灯、机、ソファ、アメリカ国旗など、家の中の至るところに感じられるレトロさがたまらない。80年代ポップカルチャーへのオマージュが盛り込まれており、部屋だけでなく使用音楽にもなつかしさを覚えます」(花盛友里さん:フォトグラファー)

©Courtesy of Netflix Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』独占配信中

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(2016)


舞台は1983年のアメリカのインディアナ州。行方不明になった少年の事件をきっかけに、次々と起こる奇妙なでき事に立ち向かっていくSFホラー。Netflixオリジナルドラマで、その中でも多く視聴された作品の1つでもある。5月27日からシーズン4が配信予定。

ROOM.2
絵を生かすための真っ白な壁


「アンリ・マティスの絵画が飾ってあるのが印象的。無造作に置かれたバケツやサイドボードの上に陳列されたものなど全体的に物が多いですが、白を基調とした部屋だからかすっきりとして見える。絵画の左右にはポストカードをはっているのもステキです」(苅田梨都子さん:デザイナー)

©Les Films du Losange 『春のソナタ』ザ・シネマメンバーズにて配信中

『春のソナタ』(1989)


高校教師のジャンヌは音楽学校の生徒ナターシャとパーティで出会い、彼女の家に誘われる。ナターシャの父は若い恋人と暮らしており、彼女を嫌っているナターシャは、ジャンヌを父の恋人にしようと仕向けるが、彼らの関係は想像以上に複雑になっていく。

ROOM.3
目にとまる壁紙・スモーキートーンのチェック


「1950年代から60年代を象徴したミッドセンチュリーなセットデザインにクギづけ。目につく自宅のチェックの壁紙は、カーテンや床は深いブルーでまとめることでほどよいバランスに仕上がっています。ドラマ内に出てくるホテルの壁や色づかいも必見です」(井上沙里さん:DIESELプレス)

©COURTESY OF NETFLIX Netflixシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』独占配信中

『クイーンズ・ギャンビット』(2020)


母を亡くし、児童養護施設に入るベス。そこでは薬物を子どもたちに投与しており、べスは依存症になっていく。ある日、ベスは用務員のシャイベルに出会い、彼からチェスを教わる。チェスを通し少女から女性へと成長していく姿を描いたNetflixオリジナルドラマ。

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