誌面をよく見ると、企画によってネイルの色が違う。そこにはいったいどんな意図があるのか。へア&メイク陣の頭の中が知りたくて取材を行うと、ネイルをほどこす行為に深みが増すエピソードが集まりました。
「レッドとホワイト」の名品
さまざまなテイストのコーディネートを撮影する、GISELeの現場においても選ばれる率の高いネイルは? 愛用しているヘアメイクからの口コミを、オススメの使い方とともにご紹介。
「赤といえばCHANEL」
ヴェルニ 151 4,620円/シャネル フレンチシックな気品が薫る。
「鮮やかで美しい。大人っぽくもピュアにも見せられる」(塩澤延之さん/ヘア&メイク) 「理想の女っぽさがかなう色」(木部明美さん/ヘア&メイク) 「黄みすぎずボルドーでもない、直球な赤は必ず持っておきたい」(扇本尚幸さん/ヘア&メイク)
(レッドの再販・定番化希望ネイル)
→「CHANELのかわいい赤」
「2023年春の限定色“ウォーターメロン”という色名のヴェルニ ロング トゥニュ 967にひとめボレ。透明感のあるこれなら、赤を爪全面に塗ってもきつくなりすぎないかもと思って購入しました」(淡路美里さん/ヘア&メイク)
「手軽に買えて塗りやすい」
インスタドライ ネイルカラー 113 ホワイト オンタイム 715円/サリーハンセン ベース&トップコート成分を配合。
「ムラになりやすかったり2度塗りするとスジが入ったりして、扱いが少し難しい白。これは仕上がりがキレイで乾くのも速い。1000円以下で購入できるのもありがたい」(塩澤延之さん/ヘア&メイク)
(ホワイトの再販・定番化希望ネイル)
→韓国発MOSのヌードカラー
「01のNude Shadyをよく使う。白とベージュとグレーの間のような何色ともいえないトーンで、1度塗りだと爪先がミルキーに仕上がります。日本からももっと買いやすくなってほしい」(木部明美さん/ヘア&メイク)
(冬にぴったりなキレイ色)
≫【全10選を見る】人気ヘアメイクがよく使う「赤と白のネイル」一塗りでサロン並みに仕上がる名品
【PROFILE】
塩澤延之さん/mod’s hair所属。GISELeの表紙を毎号担当。ヘアとメイクの力の入れどころ、抜きどころのバランスが絶妙。 岡田知子さん/TRON所属。今号のメイクページを担当。女性の色香や美しさを引き立てるテクニックにファンが多数。 木部明美さん/PEACE MONKEY所属。遊び心を感じる色のとり入れ方で、チャーミングさを引き出す。 扇本尚幸さん/POIL所属。芯の強さを感じるメイクと、ほどよい個性と遊び心をはらんだヘアづくりが得意。 淡路美里さん/POIL所属。色っぽさやかわいげ、モデルのキャラクターを生かすメイクを提案。
笹本恭平さん/ilumini所属。清潔感や女性特有のやわらかさを生かしながら、トレンドを足し算する「オシャレコンサバメイク」が人気。 スガタクマさん 女性の素の魅力を高める、ヘルシーなニュアンスメイクに定評あり。 小澤麻衣さん/mod’s hair所属。GISELeではファッションページのヘア&メイクを担当。先に女性像を決めて考え抜かれたメイクにはほどよい抜けがあり、服の魅力を引き立てる。