ヘアメイクによる「手先の見解」
メイクのプロたちは「ネイル」をどう捉えてる? 服やほかのメイクとのバランスをどのくらい考え、色選びをしている? そんなちょっとした疑問を撮影現場で、ヘアメイク中に取材。
笹本恭平さん(ヘアメイク)
ilumini所属。清潔感や女性特有のやわらかさを生かしながら、トレンドを足し算する「オシャレコンサバメイク」が人気。
Q.現場に持ち込むネイルの本数は?
200本以上
Q.使用頻度の高いブランドって?
CHANEL・THREE・ADDICTION
Q.今季撮影でヘビロテしている1色は?
Amplitudeの秋コレクションEX-10。リッチで繊細なメタリック感がすごく今年っぽい。
コンスピキュアス ネイルカラー EX-10(数量限定) 3,850円/Amplitude
Q.ネイルを選ぶポイントは?
Tシャツ+デニムのようなシンプルな服に、赤や白など目を引くネイルを合わせることがよくあります。手元に意思が宿ると、服を「なんとなく」で着ているのではないとにおわせられる。
なかでも白は、パンチと清潔感の両方が出せていい。フレンチネイルにすれば上品にも見せられます。誰もがよく知る女性(俳優やモデル)にネイルをほどこすときは、パキッとした白がよいか、クリーミィなものやシアーな質感がよいか、その方のパーソナリティがより引き立つ1本を探ります。
「写真に写らずともキレイに塗る」。これがモットーです。現場でネイルを塗ってくれるアシスタントさんにも、必ず丁寧に仕上げるように伝えています。それは、細部まで美意識が行き届いていると、きちんと感が生まれると信じているから。薄く2度塗りをすると、ムラになるのを防げます。
(人気ヘアメイクたちがそれぞれ使っているのは?)
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