ベースメイクのノリがよいと1日気分がいい。肌の質感や印象は確実に、モチベーションに作用するものだから自分にぴったり合うモノにめぐり会いたい。そんな「理想の肌」に近づけるベースメイクの名品をご紹介。
「美肌をつくる」下地とファンデの組み合わせ
ベースメイクもスキンケアも、その個性はさまざま。だからこそ知りたいのは、よりよい手ごたえを得られる掛け合わせ。美肌の持ち主が使っている、お気に入りのセットとは?
【RECOMMENDER】

まゆさん(デザイナー・ビューティインフルエンサー)
デザイナー業のかたわら、独自の切り口でコスメ情報を発信。モード系からコンサバまで守備範囲の広さを武器にインスタのフォロワーは4万人超え。@mayusaaaaaaaaan
この下地なら「ファンデは薄塗りでいい」

「01は補正力が高い下地。02はみずみずしく、とてもナチュラルな仕上がりのファンデ。カバー力の高いファンデは乾燥しやすいので、01の下地で毛穴や色ムラを隠して、ファンデを薄めに重ねるのが好き。ピタッと肌に定着して互いのよさを引き立て合い、内側からうるおいに満ちた肌がつくれる組み合わせです」(まゆさん)
「ぜひ試して欲しい」 まゆさんの手放せないコスメは?
多くのコスメを試した中でも、まゆさんが使って以来トリコになった、周囲にもお勧めしているという名品。
ブラウンメイクで血色をそこなわない

テイラード カラー アイズ 03 4,950円/スナイデル ビューティ 「以前からピンクとブラウンの組み合わせが大好きでやっと見つけたホットなパレット。濃淡2色のピンクとココアカラーの締め色で自然にあざとい目元が完成します。ブラウンメイクが一気に愛らしく」(まゆさん)
ブラウンリップのNO.1は「RMKの02番」

「ブラウンリップに憧れるも、肌から浮いてしまう気がして苦手意識がありました。あれこれ探してついに見つけたのがRMKのウォーム バタースコッチという色。明るくまろやかな発色が、自分の肌色にマッチ!」(まゆさん)
ハイライトが要らなくなったパウダー

「ファンデ+パウダー+ハイライトの3工程を踏み、理想の“セミツヤ肌”に仕上げていましたが、これに出会ってからはハイライト要らずに。薄膜なのにカバー力は抜群に高く、アラが隠れて自然なツヤもかなう!」(まゆさん・デザイナー)
「カバーはしっかり・厚塗り感のない」ファンデ不要級の名品
「補正にとどめて厚塗りしない」「欲しいニュアンスはプライマーに託す」など、最小限の手数で肌を十分に整えるためのコスメをご紹介。
【すっぴん風で自然に綺麗に】
→下地+コンシーラーでウブな肌作り

「血色感を加える下地でトーンアップして、コンシーラーは最低限。すっぴんでもない、つくり込まれてもいない、ウブで軽い肌に」(Georgeさん・ヘアメイク)
ハイカバーなうえ、肌をなめらかに整えるプライマーの要素をプラスした新発想のコンシーラー。毛穴や小じわなどの凹凸を目立たなくし、たっぷりのミネラル成分により肌のうるおいまでキープ。エレガンスのメイクアップベースは肌になじみやすいクリアな発色。ピンクだけでなく、オレンジ、パープル、グリーン、ベージュを加えた5色のカラーバリエーションを用意。
【塗ってる感が出てしまう】
→「塗ってない」仕上がり

「私が知る中で一番塗ってる感なく使える薄膜コンシーラー。カバー力が高いのによれにくく、素肌のような仕上がりに。4色を悩みに応じてMIX」(藤井明子さん・FATUITEディレクター)
不健康に見える肌色
→【血色感を補うベースカラー】

「ピンクとオレンジはチーク未満の血色を補い、健康的な肌づくりを手助けするもの。やわらかく上品に仕上げるならピンク、フレッシュでいきいきとした印象が好みなら、オレンジをとり入れるとベター。薄くて軽い質感ながら、肌を引き上げて、ハリや弾力を演出できるうれしい1本」(笹本恭平さん・ヘアメイク)
【欠点が目立つ】
→「ファンデ何?」と聞かれるハイライト

「内側から発光するような透明感。さらりとしたタッチで、ハイライト仕込みました感のないナチュラルな奥行きをかなえてくれる愛用コスメのひとつ。欠点へ目がいかない肌にしてくれるので、ハイライトでなくファンデ何?と尋ねられることも」(AYANAさん・ビューティライター)
【くすみが気になる】
→自然に「1段」トーンアップ

「ベースはコンシーラーだけで完成させるぶん、下地にはこだわります。コレは驚くほどスッと肌になじみほのかに色づきつつ、パール入りで肌が一段トーンアップします」(スガタクマさん・ヘアメイク)
【肌トラブルをファンデ以外でキレイに隠したい】
→シミやクマもこれ1本で隠せる

「カバーとトーンアップができる2色&質感がセットになっているのでどんな肌トラブルにも対応しやすい。下地とこれだけで、悩みのないような肌に仕上がります」(ヘアメイク・岡田知子さん) カバーカラーとハイライトカラーの2色が1本になったコンシーラー。なめらかなテクスチャーで肌なじみも良いうえ、ピンポイントに塗れるペンシルタイプだから使い勝手もいい。
【テカり・色ムラ】
→うるおいは感じつつ・マットに仕上がる

「色ムラをきちんとカバーしながら光沢のある仕上がりにしてくれるCCクリームとマット感のあるルースパウダーを組み合わせています。相反する質感を重ねることでセミマットな肌に」(常岡珠希さん・化粧品会社経営)