02.
『ポンヌフの恋人』
ポンヌフ橋で暮らす天涯孤独なホームレスの青年アレックスと、深い絶望の闇に生きる女学生ミシェルの愛を描いた作品。当時のフランス映画史上最高額の総製作費も話題に。
くすんだ夜空がぱっと華やぐ潔い白コート
「ミシェルの着ている真っ白なコートが、雪の降るくすんだパリの夜空とグレーのポンヌフ橋を背景に、雪のように映えていて美しい。そでからちらっとのぞく、ブルーのニットもキュートです」(GISELeエディター・M.O.)
03.
『ラスト、コーション』
第2次世界大戦中の1942年、日本軍占領下の上海を舞台に、抗日運動の女スパイと特務機関員の男の禁断の愛を描くラブサスペンス。
中洋折衷コーディネートに注目
「主人公がチャイナ服の上に洋風コートを着る姿が好きです。コートのえり元からはチャイナ服特有のえりがのぞき、中国文化にひそかに憧れのある私にはたまらなく品を感じます」(アパレルショップスタッフ・土肥夕佳さん)