長そでをラフにまくることで手首をきゃしゃに見せ、装いに立体感をもたらす+αの効果が。シルエットを操作しやすい薄手かつオーバーサイズを前提に「まくって着る」アレンジにも適した付加価値のある長そでトップス6選をご紹介。
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(細身ボトムのスタイルアップに)
そでをつめて凹凸感を強調
うでまくりしても落ちにくい、そで口がリブ編みのロンT。オーバーサイズで、自然と肩やウエストまわりに余りができるため、ノースリで直線をつくるよりIラインスカートがほっそりとした印象に。
☑前だけINしてヒップラインをカバー
首元&そで口のリブ編みでルーズなロンTも締まった印象に。おかげでスエットのように雑に着てもさまになる。
(甘い装飾の力みを抜く)
そでをさらにふっくらさせて隙づくり
タイつきブラウスとタックパンツ。夏だと重く見えがちなクラシカルな装いこそ、手首を見せて抜けを意識。ボリュームスリーブのふくらみが増し、きちんと見せたいときに、さりげない遊び心も足せる。
☑両サイドの深いスリットがそでの重みを軽減
ブラウスのボリュームをおさえるように、落ち感のあるパンツをセレクト。
(デニム×ロンTを女っぽく見せるため)
手首の細さを引き立てるルーズなボーダー
たくし上げたときに動きが出やすい、長め丈&ゆったりしたそでが特徴。うでまわりの立体感で上半身をきゃしゃに見せ、王道のカジュアルスタイルもボーイッシュに転ばない。
☑バッグを抱えて持つしぐさもそでと同様、飾りの一部に
適度にコシがある生地だから、まくったときにズレにくい。ウエストにINしてできる腰まわりの余りも、メンズライクなサイズならでは。
(ハーフパンツの着やすさにもつながる)
奥行きを生む「ニット+そで」の2つの重み
オーバーなニットのそでをまくりボリュームが増すと、ショートボトムにありがちなあっさりとした印象におさまることなく奥行きが。ニットならではのソフトなふくらみで、ラフなワンツーに適度な甘さをカバー。
☑着方で重量感を高めてもメッシュのような編み目で涼しげなまま
ぽってりとしたそでのラインで、サイドシルエットの細見せもかなう。
(あいまいな配色にもメリハリがつく)
「そで・首元・すそ」の3点で立体感を
首元とすそのボタンをはずすと、そで以外にも抜けを出せるコンパクトなカーディガン。3カ所で抑揚がつくため、膨張して見えやすい白のワントーンスタイルも着やすくなる。
素肌に着てもはりつかない弾力のあるリブ生地
重めに見えて軽い着心地。薄手のニットやカットソーなどを中に仕込んだレイヤードにも適したシルエット。
(羽織るだけで様々なバランスが整う)
カーディガン感覚の薄く長いジャケット
キャミワンピースなど薄手の服を整えるために欠かせないジャケット。トップスのように腕をまくり、ワンピースになじませれば、ルーズなシルエットどうしでももたつかず、横から見てもすっきり。
☑そでのたるみを生かした隙のあるコンサバ感
丈が長いことでロングワンピースとまとまりやすいため、真逆のテイストも浮かずになじむ。
(軽いニットや羽織り・秋素材のボトムまで)
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