秋冬アイテムをひととおり見た、スタイリストたち。彼女たちのアンテナに引っ掛かった、新たなトレンドは?
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ヒントはコーディネートルームで拾った
「スタイリストの言葉」
「あいまいな色だからいい」「質感があるからいい」など。コーディネートを組んでいる作業場で繰り広げられるよく聞く言葉の真意とは? あらためて一言一言の理由を聞いてみると、プロならではの目のつけどころが見えてきた。
THE LONGER, THE BETTER!
「コンパクトなニットのそでは長い方がいい」
1枚でも重ねても絵になる=着まわし力があるから
「使い勝手の良さ、ごくシンプルという魅力。だけど合わせるボトムによってはやや地味…という場合、合わせるボトムに工夫が必要な、定番色のコンパクトなニット。そでが長いと手の甲に引っかけたり、手首にたるませてニュアンスをつくれるので、テクいらずでシャレて見えるという利点も。コートや羽織りアイテムなどアウターからそでを覗かせるのも、シンプルだけどさりげなく今っぽさを出すテクニック」(スタイリスト・高木千智さん)
GOOD IDEA!
「そでの長さ」をアレンジできる注目のアームウォーマー
「多彩な色やデザインが出ている旬のアームウォーマー。ニット企画で鮮やかなピンクを、グレーシャツの下に仕込んで使いました。ニットだと、ときにそでの長さがうっとうしく感じることがありますが、取りはずし可能なのでその心配もなし。カラフルな色にも挑戦しやすいと思います」(スタイリスト・渡邉恵子さん)