黒と同等に「使える幅」が広く、コーディネートにおいて黒に似た役割も果たす。そして黒よりも穏やかな雰囲気をかもすブラウン。色みや形、デザインに辛口な要素を含ませ、黒のような「強さ」も加えることで、さらに着回しの幅も広がる。さまざまな理想をクリアした「ブラウンの新定番」、選ぶうえで意識したいポイントを解説。
CHANGE…「潔く」
デコルテを開けてふわふわニット
ニットのあたたかさをさらに引き出すビターな色み
ワードローブの更新に不可欠なニットトップスは、品よく装える繊細な毛足に着目を。カーディガンタイプなら、コートの前のちょっとしたはおりとしても使えて活躍の場も広がる。ソフトな風合いに対して、大胆にのぞかせたデコルテとのギャップがやさしいだけで終わらせない、センシュアルな一面を加味。
CHANGE…「強く」
シャープな形でレザースカート
デニム・ウール・ニットなどよく着る素材に似合う質感
スキニーほど脚の形が浮き彫りにならず、それでいてボリュームが出やすいこれからのスタイリングをすっきり整えてくれるIラインのスカート。ツヤのあるレザーでエッジを効かせて切れ味を補填。形も素材も辛口に徹しているから、色は黒より温和なキャメル的ブラウンを選ぶと、親しみもわく。
CHANGE…「薄く」
厚みをなくしてニットワンピース
優美になびくすその広がりで落ち着いたブラウンに華やぎも加算
シンプルなニットワンピースに、深みをもたらすブラウンの趣。揺れる薄手の生地を選ぶともたつきにくく、スマートなたたずまいに。
【足元にも1足あると好都合】
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