キーカラーはベージュ・合わせるのはベージュ寄りの色
2023S/Sコレクションで注目されたのはアイテムというより「色の合わせ方」。新たな色への挑戦や物欲をかき立てる旬な配色バランスを参考に、まずは色から春支度をスタート。
ベージュの延長のようなピンク
品と甘さを兼ねそなえたくすんだピンクやサーモンピンクを大人にシフトしてくれる、ヌーディなベージュ。今季はピンク自体もベージュが混じったような色味が豊富。そんな2色をワントーンのようにとらえて着こなすのが旬。
タイト&ルーズ。似た色はシルエットに緩急をつけて
(ISSEY MIYAKE)
彫刻創作の過程や経験からインスパイアされたコレクション。生地の伸縮性やハリのある質感によって、同系色でもフラットに見えない。
サーモンピンクの主張を抑える「とろみテクスチャー」
(DRIES VAN NOTEN)
ショー形式でコレクションが発表されるのは2年半ぶりのドリス ヴァン ノッテン。質感も造形も異なる2色のコントラストを生かして、躍動感を表現。
「ベージュに近づいたイエロー」
フレッシュな印象が強いイエローは、ややくすんだ色みを選ぶのが成功のカギ。黄身を帯びたベージュとなじませることで、女性らしくヘルシーなムードに。
イエローと「イエロー寄りのベージュ」の新配色
(JONATHAN SIMKHAI)
モダンで都会的な女性をターゲットに掲げるメゾン。リラックスしたイエロー寄りのベージュパンツとセンシュアルなイエローの組み合わせが新鮮。
肌見せもやさしく見える「クリームイエロー」
(REJINA PYO)
世界中のファッション通が注目する英国発のブランド。アートから着想を得た、配色だけで絵になるバランス。
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