服装が身軽になるにつれて、あらためて気づかされる「服以外の飾り方」の重要性。今回は、普段何気なく身につけているゴールドアクセサリーの役割を再考察。よく着る服の「足りない要素」を補ってスタイリングの完成度を上げてくれる、調和のとれたアクセサリーの組み合わせをご提案。
「役割のある」ゴールドアクセサリー
あたたかみがあって、ほんのり甘く、女性らしい品がある。そんな印象のベージュと近しいゴールドは、メンズライクな格好に繊細な甘さを、インテリな装いに上品なかわいげをもたらすのにもうってつけ。定番のトップスとかけ合わせて見えてきた、アクセサリーの秘めたポテンシャルを探求。
白黒ボーダーを「モードに変える」重厚なチョーカーとピアス
親しみやすさと品性を兼ねる、ボーダーカットソーに添えるなら、上品なゴールドが適任。華奢なものだとキレイめに傾きすぎてしまうため、厚みのあるデザインを2つとり入れて重さを出すとベター。
ボーダーカットソー 13,200円/オーシバル(ビショップ)
a.チョーカー 7,700円/デミルクスビームス(デミルクス ビームス 新宿) b.ピアス 20,350円/ブリー レオン(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) ネックレスよりもクールなたたずまい。
ペールピンクの「甘さをそぐ」すらりとした縦長フォルムのピアス
ピンクトップスの照れ隠しに、アーティなロングピアスを選択。辛口なシルバーではなく、ピンクとなじみのいいゴールドを活用することで、存在感のあるデザインも、装いの甘さもなごむというメリットが。
ピンクタンクトップ11,000円/エブール フォー ロンハーマン(ロンハーマン)
ゴールドピアス 39,600円/BONEE(エドストローム オフィス) ランダムなうねりがインパクトを放つ。これ1つあれば、プレーンなトップスの印象が変わること確実。
ロゴTに適した「品をかなえる」繊細なイヤカフの複数づけ
ひと目で陽気なさまを印象づけるロゴTを着る日、アクセサリーには緻密さを。ミニマルなイヤカフを片耳に集約し、ひかえめな輝きをオン。シルバーとゴールドをミックスすれば、ロゴTのカジュアル感ともなじむ。
Tシャツ 9,900円/ブラームスルーツストック(ビショップ)
a.シルバーイヤカフ 16,500円、b.ゴールドイヤカフ 22,000円、c.ゴールドツイストイヤカフ15,400円/以上マリハ 抜けのあるデザインで、3連にしてもトゥーマッチにならない。
(スタイリングの完成度を上げるジュエリー全17アイテムの一覧)
日常に映える「ゴールドアクセサリー」おしゃれな人がしている定番トップスとの組み合わせを考察